筒上山
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筒上山は、石鎚山脈の主稜線にある岩黒山付近から、南へと分岐した枝尾根上にある山である。その枝尾根は筒上山付近で向きを東へと変えて、手箱山(てばこやま)へと続いている。[3]
筒上山の上部は、特徴的なドーム状の山容をしており、遠方からも良く目立つ。ドーム状の部分の側面は岩がちの急斜面となっており、登山道は鎖場となっているが、ドームの頂上部はなだらかな姿をしている。[3]
なだらかな頂上部の南北にはそれぞれ祠があり、南側には大山祇神社が、北側には権現社が祀られている。[3][4] また頂上部の南側の場所には、三等三角点、「筒城山」が設置されている[6]。
頂上部は、コメツツジを交えた穏やかな笹原となっており、展望に優れる。西に石鎚山がまじかに見えるほか、石鎚山脈の主稜線上にある岩黒山、瓶ヶ森、伊予富士などが望める。また南側には大川嶺や、遠く太平洋も望める。
植生も豊かで、登山ルート沿いの山腹部はブナ、ミズナラ、ウラジロモミが多い自然林となっており、手箱越東側の北側斜面の一部にはダケカンバもある。[3]
なお筒上山とその周辺は、「石鎚山系森林生態系保護地域」に指定されている[7]。
山岳信仰
登山ルート
石鎚スカイライン終点の土小屋(1,492m)から、岩黒山(1,746m)の南東側山腹をトラバースする登山道を進み、丸滝(小屋)の分岐より下り気味にやや険しい道を進み、「筒上山北側のコル」[注釈 2]に至る。ここから登り返して、上記の宗教施設がある手箱越に至り、さらに筒上山の東側の鎖場を登って筒上山の頂上部に至るルートが一般的である。また前記の「筒上山北側のコル」より、筒上山から北へと延びる尾根を直登するルートもある。[3][5]
また、高知県側からの登山ルートとしては、名野川の源流域の「名野川登山口」から、西の稜線を目指して登り、前記の「筒上山北側のコル」へと至るルートがある。また手箱越から東へ延びる尾根沿いにある登山道を進むと、約1時間で手箱山に至るが、手箱山へは、高知県の名野川上流部の「手箱山登山口」から登る登山ルートがあり、それを使って、手箱山経由で筒上山へ至ることもできる。[4]
