不入山

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標高 1,336.3 m
位置 北緯33度26分28秒 東経133度3分48秒 / 北緯33.44111度 東経133.06333度 / 33.44111; 133.06333
不入山
四国カルストの天狗高原より
標高 1,336.3 m
所在地 高知県 高岡郡 津野町
位置 北緯33度26分28秒 東経133度3分48秒 / 北緯33.44111度 東経133.06333度 / 33.44111; 133.06333
山系 四国山地
不入山の位置(高知県内)
不入山
不入山
不入山 (高知県)
不入山の位置(日本内)
不入山
不入山
不入山 (日本)
プロジェクト 山
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不入山(いらずやま)は、「四国山地」のうちやや南西部に位置する、標高;1336mの山である。

行政区画的には、高知県 津野町(つのちょう)に属する。[1]

・山名の由来

四国山地」のうち、北西部の「石鎚山脈」および東部の「剣山地」を除く、その中央部から南西部にかけては、標高 1000~1500m級の山々が集まっている。[1]

この「不入山」はそのうち、高原カルスト台地で知られる「四国カルスト」の南側に位置する山である。[1] [2] [3]

周辺の山々も1100~1400m程度の標高があるので、この山は特別目立つ山ではないが、後述のように、周辺の山々に比べると、自然林が多く残っている山である。

また四国南西部を流れる「四万十川」(しまんとがわ)の源流域の一つとされ、この山の東側山腹部には「四万十川 源流の碑」[注釈 1] が作られている。[2] [3] [4]

そういった特徴もあるので、この山は「四国百名山」の一つに選定されている。[3]

またこの山の山頂には、一等三角点が設置されている。公式名称は「不入山」、標高値は、1336.25mである。[5]

「不入山」(いらずやま)という山名は、難読な名称でもあるが、この山の一帯は「江戸時代」に土佐藩が、「御留山」(おとめやま)と呼ばれる、一般の人の立ち入りや樹々の伐採を禁止して樹木を保護する場所に指定していた山である。一般の人の立ち入ることができない山ということで、この山名が付いた、という。[2] [3] [4]

自然

前述の通り、江戸時代には「お留山」(おとめやま)として樹々の伐採が制限されていた為、自然林がかなり残っている山である。 明治期以降は樹々の伐採に制限がなくなり、特に第二次世界大戦(太平洋戦争)後は、林道が山深くまで作られ、大型トラックなどを使った伐採作業が盛んとなり、特に経済的価値の高い巨木を中心に伐採されてしまい、往時の原生林の様子からはかなり変わってしまった、という。

ただし、まだある程度の自然林が残っており、山頂付近には伐採を免れた「不入の太郎坊」(いらずのたろうぼう)あるいは「太郎坊桧」(たろうぼうひのき)と呼ばれる、天然ヒノキの巨木が、往時の巨木の森の面影を残すよう立っている。[2] [3]

この山の主な植生としては、「コウヤマキ」、「モミ」、「アケボノツツジ」、「ヒメシャラ」、「ヒカゲツツジ」、「シャクナゲ」などが挙げられる。[2] [3]

登山ルート

主な登山ルートは2つある。以下、概略を説明する。

一つは、この山の東面にある「船戸林道」(ふなとりんどう)という林道 [注釈 2] を歩き、林道の終点から登山道を登り山頂に至る。[3]

もう一つのルートは、「船戸林道」とは別の位置だが、この山の東面にある「四万十川源流の碑」(「四万十川源流点」)を出発点とするものがある。このルートは、途中に2つに分かれ、やや解りにくいが、途中からシャクナゲヒカゲツツジの群落がある尾根にでてから山頂に至る。[2]

山頂部も樹々が多いので展望は限られるが、北東側に、石灰岩の採掘場となって異様な姿になってしまった、「鳥形山」(とりがたやま)などが望める。[2]

地質

「不入山」とその周辺の一帯は、日本の地帯(地体)構造区分上は、「ジュラ紀」の「付加体」を主とする「秩父帯」に属する。[6]

具体的な岩石、地質体としては、砂岩チャート、および「メランジュ相地質体」が多く、部分的には小規模な石灰岩体も分布している。いずれも「ジュラ紀」の「付加体」である。[7]

脚注

外部リンク

関連項目

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