岩黒山
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| 岩黒山 | |
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| 標高 | 1,746 m |
| 所在地 | 愛媛県久万高原町・西条市・高知県いの町 |
| 位置 | 北緯33度45分3秒 東経133度9分22秒 / 北緯33.75083度 東経133.15611度座標: 北緯33度45分3秒 東経133度9分22秒 / 北緯33.75083度 東経133.15611度 |
| 山系 | 四国山地 |
岩黒山(いわぐろやま/いわぐろさん)[注釈 1] は、四国山地西部の石鎚山脈に属する、標高 1,746mの山である。[1]
登山ルート
植生
地質
「岩黒山」を含めた石鎚山脈の大部分は、日本の地帯(地体)構造区分では、結晶片岩類などの高圧型変成岩の存在を特徴とする、「三波川変成帯」に属する。[3]
「岩黒山」の場合、地質構造は、いわば3階建てとなっている。
山麓部から標高 約1400m付近までは、「三波川変成帯」に属する、「苦鉄質片岩」(緑色片岩)や、「泥質片岩」が基盤岩として分布している。[3] なお前述の登山ルート沿いには分布していない。
この「三波川変成帯」に属する結晶片岩類の原岩は、「付加体」であると推定されている。「付加体」の形成時代は南側に隣接する「秩父帯」と同じ「ジュラ紀」であるとする学説と、更に南側に分布する「四万十北帯」と同じ「白亜紀」であるとする学説があり、明確にはなっていない。また変成ピーク時期については、放射年代の分析結果に幅があるため、「白亜紀」の「アルビアン期」から、「古第三紀」の「暁新世」の間と推定されている。[3] [4]
標高 約1400mから、標高 約1600m付近までの第2番目の地質体(地層)は、「久万層群」(くまそうぐん)と呼ばれる、礫岩を主体とした、非海成の堆積岩が分布している。「岩黒山」付近における「久万層群」の堆積年代は、「新第三紀」の「中新世」と推定されている。[3] [5]
標高 約1600m付近から山頂部にかけての最上位に位置する地質体は、前述の「久万層群」が堆積したのち、現在の石鎚山付近で、「中新世」のうち、約15~13Ma[注釈 3] に活動したカルデラ式火山から噴出した、流紋岩質ないしデイサイト質の、大規模火砕流噴出物からなる。[3] [6]
「岩黒山」の山頂部に分布している、この火山岩類は、「高野(たかの)火砕流堆積物」と呼ばれるものであり、溶結しているため硬い岩石となっている [6]。この火山岩類は、土小屋からの登山ルート沿いにゴツゴツした岩場を形成している。
