二ノ森

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標高 1,929.6 m
位置 北緯33度45分30.7秒 東経133度5分37.6秒 / 北緯33.758528度 東経133.093778度 / 33.758528; 133.093778座標: 北緯33度45分30.7秒 東経133度5分37.6秒 / 北緯33.758528度 東経133.093778度 / 33.758528; 133.093778
二ノ森
二ノ森を東北東にある石鎚山から望む
標高 1,929.6 m
所在地 愛媛県西条市久万高原町
位置 北緯33度45分30.7秒 東経133度5分37.6秒 / 北緯33.758528度 東経133.093778度 / 33.758528; 133.093778座標: 北緯33度45分30.7秒 東経133度5分37.6秒 / 北緯33.758528度 東経133.093778度 / 33.758528; 133.093778
山系 石鎚山脈(四国山地
二ノ森の位置(愛媛県内)
二ノ森
二ノ森
二ノ森 (愛媛県)
二ノ森の位置(日本内)
二ノ森
二ノ森
二ノ森 (日本)
プロジェクト 山
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二ノ森(にのもり)は、四国山地のうち、西部の石鎚山脈に属し、石鎚山の西側 約2kmに位置している、標高 1929.6mのである。

「二ノ森」は、愛媛県第二の高峰である。山名もこれに由来すると思われるが、山名の由来は明確ではない。

また四国では、剣山地次郎笈(じろうぎゅう;1,930.0m)に次いで第4位、西日本でも同じく次郎笈に次いで第5位の標高である。

「二ノ森」は、石鎚山脈のうち、「石鎚山」から更に西へと延びる主稜線上に位置している。

細かくは、この主稜線を構成している山々のうち、西側の「鞍瀬ノ頭」(くらせのかしら;標高 1889m)と、東側の「面河尾根ノ頭(おもごおねのかしら;標高 1866m)という、「二ノ森」と標高がさほど違わない2つのピークの間に位置する。そのため、石鎚山の山頂から西側を望むと、手前の「面河尾根の頭」のほうが目立ち、その後ろに小さく、「二ノ森」の山頂部が見える。

石鎚山、二ノ森を含む石鎚山地一帯は石鎚国定公園に指定され、秋には山頂から南側の面河渓まで紅葉前線が下る。山頂には一等三角点「面河山」が設置され1,929.6mとなっている[1]、石鎚山には弥山の北西の峰(北岳、1920.9m)に三等三角点しかないので、当山が、一等三角点百名山に選ばれている。

また「四国百名山」にも選ばれている。[2]

山頂からは東側に石鎚山の岩稜が聳え立ち、北側に瀬戸内海、西側に松山平野および、空気が澄んだ日には遥か遠くに、くじゅう連山由布岳などの九州の山々、南から東側にかけては、四国山地の山々が幾重にも重なり、土佐湾、太平洋も望むことができる。

山頂付近はミヤコザサで覆われ、周囲にはシコクシラベダケカンバがあり、少し下るとブナなどの天然林となる。

登山ルート

石鎚登山ロープウェイや石鎚スカイラインなど、アクセスが便利な「石鎚山」とは異なり、「二ノ森」の山頂へ至るには、長い歩行を余儀なくされる。

主な登山ルートとしては、西条市(旧丹原町)の鞍瀬川(くらせがわ)沿いにクルマで進み、保井野(ほいの)地区から登山を開始し、まずは「堂ヶ森」(標高;1,689m)に登り、そこから主稜線沿いに東側へ縦走して山頂に至るルートがある。[3] [4] なお、「堂ヶ森」山頂付近には避難小屋がある。

また逆に、「石鎚山」から西へと縦走路をたどり、「西ノ冠岳」(にしのかんむりだけ、標高;1894m)の山頂直下を通り、「二ノ森」に至る登山ルートもある。

地質

「二ノ森」を含めた「石鎚山脈」は、日本の地帯(地体)構造区分では、「三波川変成帯」に属しており、多くの場所で高圧型変成岩の一種、結晶片岩類が広く分布している山脈である。[5]  しかし、「二ノ森」とその周辺では、「新第三紀」の「中新世」に、現在の石鎚山付近で活動した火山から噴出した火山岩類が広く分布しており、結晶片岩類は北側山麓部にわずかに分布しているだけである。 [6]

「二ノ森」を構成している地質体の大部分は、「中新世」のうち、約15~14Ma [注釈 1]に、現在の石鎚山付近でカルデラ式火山が噴火した際に噴出した、「天狗岳火砕流堆積物」と呼ばれる、安山岩質の溶結した火砕流堆積物が大部分を占める。[6] [7] また、この時の噴火によって、円形のカルデラ状地形が生じ、その痕跡である、「石鎚コールドロン[注釈 2] [8]と呼ばれる、直径7~8kmの陥没カルデラの跡の内部に、「二ノ森」の山頂部や、主稜線部分が含まれる。[9]

 「二ノ森」周辺における、その他の地質体としては、北側中腹の「高滝渓谷」(たかたるけいこく)付近に、上記の石鎚山付近での、「天狗岳火砕流堆積物」噴出より少し前に噴出した、「高野(たかの)火砕流堆積物」と呼ばれる、デイサイト質~流紋岩質の大規模火砕流堆積物が点在している。

またこれらの火山噴出物の構造的下位にあり、「久万層群」[注釈 3]と呼ばれる、「中新世」のうち、前記の火山噴火より少し前の時代に堆積した、礫岩層を主体とした堆積岩も、北側の山腹に部分的に分布している。[6] [10]

また南側の中腹部には、前述の火山活動に関連して形成された、マグマ溜り由来の深成岩体である、花崗岩類が分布している。[6] [7]

基盤岩である結晶片岩類は、北側の高滝渓谷中流域およびその北側に、苦鉄質片岩(緑色片岩)が分布している。 [5] [6]

ギャラリー

脚注

外部リンク

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