浅田次郎

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生誕 岩戸 康次郎
(いわと こうじろう)
(1951-12-13) 1951年12月13日(74歳)
日本の旗 日本東京都中野区鍋屋横丁
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 1991年 -
浅田 次郎
(あさだ じろう)
生誕 岩戸 康次郎
(いわと こうじろう)
(1951-12-13) 1951年12月13日(74歳)
日本の旗 日本東京都中野区鍋屋横丁
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 1991年 -
ジャンル 時代小説大衆小説
代表作蒼穹の昴』(1996年)
鉄道員(ぽっぽや)』(1997年)
壬生義士伝』(2000年)
中原の虹』(2007年)
『終わらざる夏』(2010年)
一路』(2013年)
主な受賞歴 吉川英治文学新人賞(1995年)
直木三十五賞(1997年)
日本冒険小説協会大賞(1997年)
柴田錬三郎賞(2000年)
中央公論文芸賞(2006年)
司馬遼太郎賞(2006年)
吉川英治文学賞(2008年)
毎日出版文化賞(2010年)
本屋が選ぶ時代小説大賞(2013年)
紫綬褒章(2015年)
大佛次郎賞(2016年)
菊池寛賞(2019年)
日本歴史時代作家協会賞(2020年)
デビュー作とられてたまるか!
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岩戸 康次郎
生誕 1951年12月13日
日本の旗 東京都中野区
所属組織 陸上自衛隊
軍歴 1971 - 1973
最終階級 陸士長
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浅田 次郎(あさだ じろう、本名:岩戸 康次郎〈いわと こうじろう〉[1]1951年12月13日 - )は、日本小説家

中央大学杉並高等学校卒業。陸上自衛隊に入隊、除隊後はアパレル業界など様々な職につきながら投稿生活を続け、1991年、『とられてたまるか!』でデビュー悪漢小説作品を経て、『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、『鉄道員』で直木賞を受賞。時代小説の他に『蒼穹の昴』、『中原の虹』などの朝末期の歴史小説も含め、映画化、テレビドラマ化された作品も多い。

2011年から2017年日本ペンクラブ会長。2013年には、柴田錬三郎賞山本周五郎賞選考委員、2022年現在、直木賞選考委員[2]

9歳まで東京都中野区鍋屋横丁(旧・上町[3])で育ち、以後、都内を転々とすること18回[4]。エッセイやメディアなどでは神田出身とも述べている[5]。母の実家は奥多摩御岳山(みたけさん)宮司を務めていた[6][7][8]。家業はカメラ屋だった[9]。生家は神田で喫茶店を営んでいた(バブル期に閉店[10])。戦後のどさくさにまぎれて闇市で父が一旗上げて成金になり[11][12]、父の見栄で杉並区の私立のミッションスクールに運転手付きの外車で通い(電車通学もした)、メイドがいる裕福な家庭で育った[13][14]。 9歳の時に家が破産[15]、両親は離婚し[16]、母は失踪[17]、しばらくの間、親類に引き取られた[15]。間もなく、母に兄と浅田を引き取る目処がつき3人暮らしが始まり、貧しいながらも駒場東邦中学校を受験し[18]、第11期生として入学したが、読書の時間が取れないことを理由に[19]高校1年の時に同校を去り[16][20]、2学年より中央大学杉並高等学校へ転入し、1970年(昭和45年)に同校を卒業[21][22](5期生[21][23])。13歳の時に集英社の『小説ジュニア』に初投稿して[24]以降、数々の新人賞に応募と落選を続け、30歳ぐらいの時に群像新人賞の予選を初めて通過した(最終選考には残らなかった)[25]

人物

エッセイなどでは、自身を「ハゲ、デブ、メガネ」と表現する。20代半ば頃から進行し始め[26]、30歳で抵抗を諦めた “ハゲ”を気にしており、夏の外出時にはパナマ帽を被る[5]。頭囲が62cmあるが、それに合う大きさの帽子は国内ではほとんど取り扱われておらず、自分の頭の大きさを気にしている[27]。40歳を過ぎてから近視になり、眼鏡をかけるようになった[28]

自宅では、執筆時に限らずあぐらで過ごすことが多く、飛行機や長距離電車に乗った時もあぐらをかく[29]。あぐらをかくのが楽という理由もさることながら、体型の問題もあり、日頃から着物を着る習慣がある[29]が、いかにも「物書き」という着物姿で近所を歩くのは恥ずかしいため、コンビニなどに行く時は着替えるという[30]

祖先は武士で、家柄は譜代関宿藩御馬廻役300石であった[31]らしいが、祖父母は関東大震災東京大空襲で2度焼け出され、古い習わしで幼少期にもみ上げを長く伸ばしていたことや、「御一新の折にはひどい目をついた」という口伝や祖父の口癖[注 1][注 2][12]以外に家紋も伝承もなく、証拠がないという。父と兄が揃って「テキトーに」家紋を決めたため、浅田自身も紋付き袴を仕立てる時に著作『輪違屋糸里』に因んで、二ツ輪違いに決めたという[32]

祖母は祖父と結婚する前は向島の芸者だったという。河竹黙阿弥の芝居を好んだこの祖母に歌舞伎の観覧によく連れて行かれ、その影響で、黙阿弥を文学の神様のように信奉するようになった[33]が、どういう作家が好きかと問われると、シェイクスピア谷崎潤一郎柴田錬三郎……など次々と浮かんできても決められないという[34]

原稿を書くことについてはマメだが、手紙などは「医者の不養生」ならぬ「作家の筆無精」とも言えるほどで苦手である[35]

趣味は買い物[36]、読書、競馬。下戸で[37]、愛煙家[38]だったが、2020年時点では禁煙している[39]

子供の頃から読書好きで、小学生の頃から図書館で借りた本をその日のうちに読み終えて翌日に返却するというパターンになって以来、1日1冊の読書が生活になった、いわゆる活字中毒である[40][注 3]。1日4時間は読書タイムと決めており、この時間を削るくらいなら、寝るのをやめると言うほど読書が好きである[41]。読む本がなくなったらどうしようという恐怖感が働くため、旅先にも必ず滞在日数分の本を持っていく[42]。気に入った物語に出会うと読むだけでは飽き足らず、学校から帰ると遊びに行くでもなく作品を原稿用紙に書き写して文章力の向上を図り、時には自分好みの結末に改竄したりもしていたほど、小説という虚構の世界が好きだった[35]

風呂及びサウナを良く好み、サウニストを自負する[43]。一時期は、鞄に常に手拭いと石けん箱を入れ、いつでも銭湯に行けるよう持ち歩いていた[44]

大の競馬好きとして知られる。競馬予想家として生活し、競馬の収入と小説の収入が拮抗していた時期もあり[45][46]、この方面に関するエッセイも多数ある。父がティンバーカントリー、母がブライアンズタイム産駒のスカイワード号、及びライブインベガス号という名の馬も持っていた[47][48]芦毛のメダイヨン号は現役引退後に京都・上賀茂神社神馬「六代目神山号」となっている[49]。実父の葬儀当日など限られた日を除いて週末は競馬場へ通う。自ら、自衛隊除隊後は「ほぼ競馬場に皆勤賞」と語るほど[50]。しかも全国で開催されている全レースの馬券を買い求めるという[51]。競馬に限らずラスベガスには、健康体を保つために義務として年に1回、権利として年に2回、……、叶うなら年に5回は行きたいというほど、ギャンブルが好きである[52][注 4]

動物好きで、あわや保健所行きとなりかけた犬や捨て猫など[53]、多い時には最大で13匹の犬猫を飼っていたことがある[54]。家族同然である彼らを「ペット」と呼ぶことに抵抗があり、「飼う」という表現も好まない[55] 。しかしながら、動物を題材とした作品は少なく、愛猫に死なれた女性と神獣・獬(シエ)との奇妙な生活を描いた短編「獬(シエ)」(『姫椿』所収)ぐらいしかなく、浅田自身は同作を失敗作とは言わないまでも書いたことを悔やんでおり、“こういうかわいそうな小説は二度と書くまい”と思ったという[55]。また、『民子』で描かれた、かつて一緒に暮らしていた元野良猫の「斎藤民子」のように、動物たちは浅田家の血縁ではないとの考えから、名前だけでなく名字も与える[56]。民子とのエピソードは、マルハペットフードの創立10周年記念にCMとして映像化された。

乗り物酔いしやすい性質で、遊園地のアトラクション、スキー場のゴンドラ、飛行機のファースト・クラス、自衛官時代には装甲車内でも嘔吐した経験がある。40代頃から、多少改善したという[57][58]

2008年の夏に狭心症と診断され、ステント留置手術を受けて以来、禁煙、減量、食事のカロリー制限などを申し渡された[59]が、なかなか守られていない[30]

執筆スタイル・作風

400字詰めの原稿用紙に万年筆[60]、おびただしい種類の辞書に囲まれた書斎で文机にあぐらというスタイルで執筆する[29]

原稿用紙は、駒形の舛屋(満寿屋)製のもので、中学生の頃に日本近代文学館で見た川端康成の自筆原稿が格好よいと感じ入ったためである。数ある原稿用紙の中から、三島由紀夫と同じ「赤罫」を用いるようになった。最初にその原稿用紙を買ったのは、自衛隊除隊後に貰った退職金でだった[61]。職業作家としてやって行けるという自信を持った時、舛屋に依頼して用紙の左隅に「浅田次郎用箋」と入れてもらった特製の原稿用紙で執筆を始めた[62][注 5]

400字詰めの原稿用紙でなければ字が書けないという珍しい性質の持ち主で、子供の頃から、授業は面白く聴き学問も嫌いではなかったが、ノートを取るという作業ができず、提出を求められた際には友達から借りたノートを徹夜で丸写ししていたという。以上の性質から、作品の構想をメモに書き留めるということも出来ず、思いついたアイディアは、以前はその場で頭の中で書き始め、後で原稿用紙に書き写すという作業をしていたが[63]、一度すっぽりと忘れてしまったことがあり、家人や秘書、編集者がいれば、彼らに話しておくようになった[35][注 6]

常に複数の連載を掛け持ちし、その合間に短編小説やエッセイの依頼も受け、ワーカホリックな一面もあるが、急病も含め、いまだに連載原稿を落としたことがない[60][64]

「小説の大衆食堂」を自称、「書くのは最大の道楽」と語る。現代小説では「平成の泣かせ屋」の異名を持ち、人情味あふれる作風に特徴がある。

自衛隊時代の経験を元に執筆した『歩兵の本領』[65]、祖先が武士であることから時代小説も多く書いており、『壬生義士伝』などの新撰組を材に求めた作品のほか、人間の不変さを描いたという『お腹召しませ』などの作品がある。東京人であることにこだわっているが、ダイナミックな変化により町名の変更など過去を振り捨てて発展する東京のあり方には疑問を持っている。新宿が好きだと言い、『角筈にて』など小説の舞台になることも多い。しかし、かつては悪い思い出が多すぎるためあまり行かなかったという[66]

暴力団・窃盗犯などのアウトローに対し、ユーモアやペーソスを交えながら、肯定的に描くことが多い。

ヘビースモーカーであり、エッセイ「勇気凛凛ルリの色」のシリーズにて、「喫煙権について」などの稿で、喫煙者の立場から喫煙の権利を訴えている。また前述の競馬以外にもギャンブル全般が趣味で、カジノを題材にした『オー・マイ・ガアッ!』といった小説や、『カッシーノ!』などのエッセイがある。

作品の舞台については、各種資料で調査しているが、現地を訪れることなく書かれた作品も多い(「鉄道員」『蒼穹の昴』など)。現地を見ないで書いた方が、ロマンのある作品になるともいう。

日本航空機内誌SKYWARD』に毎月連載されているエッセイ「つばさよつばさ」では他作品の作風とは異なり、土産のキャビアが想像以上に高額だったことに愕然とする話・鹿児島市で名物の白くま(本人曰く「生しろくま」)を食べ損ねた話(後に再び現地へ赴き賞味を果たす)・楽勝だと思って始めた朝カレーダイエットに思わぬ苦慮をさせられる話など、作者の普段の生活をユーモアを交えて紹介している。

受賞歴

作品一覧

長編小説

きんぴかシリーズ

  • 『きんぴか』(1992年1月、天山出版 Tenzan novels / 1995年、Hiten novels【復刊】)
  • 『きんぴか2 気分はピカレスク』(1993年2月、飛天ノベルス)
    • (改題)『血まみれのマリア』(1998年10月、光文社カッパ・ノベルス / 1999年8月、光文社文庫)
  • 『きんぴか3 ピカレスク英雄伝』(1994年2月、Hiten novels)
    • (改題)『真夜中の喝采』(1998年11月、光文社カッパ・ノベルス / 1999年9月、光文社文庫)
  • 『きんぴか』(三部作ノーカット完全収録)(1996年、光文社)のち飛天文庫

『プリズンホテル』シリーズ

  • プリズンホテル・夏(1993年2月、徳間書店 / 2001年6月 集英社文庫
  • プリズンホテル・秋(1995年4月、徳間書店 / 2001年7月 集英社文庫)
  • プリズンホテル・冬(1995年9月、徳間書店 / 2001年9月 集英社文庫)
  • プリズンホテル・春(1997年1月、徳間書店 / 2001年11月 集英社文庫)

天切り松 闇がたりシリーズ

  • 『天切り松 闇がたり』(1996年7月、徳間書店 ISBN 4-19-860528-9 / 1999年9月、集英社【再刊】 ISBN 4-08-774404-3 / 2002年6月、集英社文庫 ISBN 4-08-747452-6
  • 『天切り松 闇がたり 残侠』(1999年9月、集英社 ISBN 4-08-774383-7 / 2002年11月、集英社文庫 ISBN 4-08-747507-7
  • 『天切り松 闇がたり 初湯千両』(2002年2月、集英社 ISBN 4-08-774560-0 / 2005年6月、集英社文庫 ISBN 4-08-747826-2
  • 『天切り松 闇がたり 昭和侠盗伝』(2005年5月、集英社 ISBN 4-08-774742-5 / 2008年3月、集英社文庫 ISBN 978-4-08-746273-9
  • 『天切り松 闇がたり ライムライト』(2014年1月、集英社 ISBN 978-4-08-771546-0 / 2016年8月、集英社文庫 ISBN 978-4-08-745475-8

蒼穹の昴シリーズ

ノンシリーズ

短編集

エッセイ・体験記

勇気凛凛ルリの色シリーズ

カッシーノシリーズ

旅エッセイシリーズ

ノンシリーズ

その他

極道実録関係

  • 極道放浪記
    • とられてたまるか!』(1991年11月、学研
      • 【改題】極道放浪記 殺られてたまるか!(1994年9月、ベストセラーシリーズ)
    • 『極道放浪記2 相棒(バディ)への鎮魂歌(レクイエム)』(1995年4月、ベストセラーシリーズ)
  • 『競馬の達人“億への細道"がいま目の前にある!! 「オレは競馬で食ってるぞ」闇の馬券師がバラした仰天必勝法』(1992年5月、ベストブック ISBN 4-8314-9153-5
  • 『極道界 あなたの隣のコワイお兄さんたち』(1993年6月、イースト文庫 ISBN 4-900568-77-5
  • 『初等ヤクザの犯罪学教室』(1993年12月、ベストセラーズ、ワニの本 ISBN 4-584-00886-8 / 1998年4月、幻冬舎アウトロー文庫 ISBN 4-87728-591-1

その他

  • 『二十四粒の宝石』(1995年12月、講談社 ISBN 4-06-207799-X / 1998年11月、講談社文庫 ISBN 4-06-263916-5) - 「ボスの忘れ物」を収録
  • 『サイマー!』(2000年4月、集英社 ISBN 4-08-774461-2 / 2005年12月、集英社文庫 ISBN 4-08-747891-2
  • 『絶対幸福主義』(2000年10月、徳間書店 ISBN 4-19-861257-9 / 2004年8月、徳間文庫 ISBN 4-19-892102-4
  • 『買いも買ったり』(2001年4月、光文社文庫 ISBN 4-334-73143-0) - エッセイアンソロジー、「お買物について」を収録
  • 『民子』(2001年9月、角川書店 ISBN 4-04-853405-X
  • 『うらやましい人』(2003年7月、文藝春秋 ISBN 4-16-365200-0 / 2006年7月、文春文庫 ISBN 4-16-743421-0) - エッセイアンソロジー、「寡黙と饒舌」を収録
  • 『わたし、猫語がわかるのよ』(2004年5月、光文社 ISBN 4-334-97446-5 / 2008年3月、光文社文庫 ISBN 978-4-334-74398-7) - エッセイアンソロジー、「百匹の猫」を収録
  • 『浅田次郎新選組読本』(2004年10月、文藝春秋 ISBN 4-16-366260-X / 2007年9月、文春文庫 ISBN 978-4-16-721781-5
  • 『歴史・小説・人生』(2005年4月、河出書房新社 ISBN 4-309-01707-X) - 対談集
  • 『愛犬幸福論』(2006年11月、PHP研究所 ISBN 4-569-65769-9) - エッセイアンソロジー、「私の幸福」を収録
  • 『すべての愛について』(2006年12月、河出書房新社 ISBN 4-309-01781-9 / 2012年12月、幻冬舎文庫 ISBN 978-4-344-41948-3) - 対談集
  • 『天切り松読本』(2007年6月、集英社文庫 ISBN 978-4-08-746167-1) - 「天切り松 闇がたり」シリーズの解説、インタビューなど
  • 『老いたるいたち ベスト・エッセイ 2007』(2007年6月、光村図書出版 ISBN 978-4-89528-409-7) - エッセイアンソロジー、「「よそいきの街」は今」を収録
  • 『不良読本 vol.1』(2008年3月、講談社 ISBN 978-4-06-177803-0) - 「不良の精神」を収録
  • 『浅田次郎と歩く中山道―『一路』の舞台をたずねて』(2013年4月、中央公論新社 ISBN 978-4-12-004490-8 / 2015年7月、中公文庫 ISBN 978-4-12-206138-5) - 著・監修
  • 『世の中それほど不公平じゃない』(2013年11月、集英社 ISBN 978-4-08-780701-1 / 2017年3月、集英社文庫 ISBN 978-4-08-745555-7
    • 週刊プレイボーイ』2012年19・20合併号 - 2013年33・34合併号、全63回掲載された、読者からの人生の悩みに対し、門弟の担当編集者・太朗とともに語り合う形式のコラム「人生劇場」の書籍化。浅田の過去作についての裏話なども語られている。人生相談をせず、馬主でもある浅田がただ競馬場に行っているだけの回もあった。
  • 『猫のはなし』(2013年11月、角川文庫 ISBN 978-4-04-100915-4) - 猫を主題とするアンソロジー、「たみこ」「ポスト」「キャラとトモコ」を収録
  • 『ベスト・エッセイ 2014』(2014年6月、光村図書出版 ISBN 978-4-89528-737-1) - エッセイアンソロジー、「見えぬものを見るということ」を収録
  • 『日本の「運命」について語ろう』(2015年1月、幻冬舎 ISBN 978-4-344-02712-1 / 2017年8月、幻冬舎文庫 ISBN 978-4-344-42630-6
  • 『ベスト・エッセイ 2016』(2016年6月、光村図書出版 ISBN 978-4-89528-982-5) - エッセイアンソロジー、「師父」を収録
  • 『うっとり、チョコレート』(2017年1月、河出書房新社 ISBN 978-4-309-02537-7) - エッセイアンソロジー、「「義理チョコ」とは何か」を収録
  • 『ペンの力』(2018年1月、集英社新書 ISBN 978-4-08-721015-6) - 対談
  • 『ベスト・エッセイ 2019』(2019年7月、光村図書出版 ISBN 978-4-8138-0110-8) - エッセイアンソロジー、「わが勲の無きがごと」を収録
  • 『ベスト・エッセイ 2021』(2021年8月、光村図書出版 ISBN 978-4-8138-0370-6) - エッセイアンソロジー、「ごちそうさま」を収録
  • 『北のおくりもの 北海道アンソロジー』(2023年5月、集英社文庫 ISBN 978-4-08-744531-2) - 「鉄道員」を収録
  • 『ベスト・エッセイ 2024』(2024年6月、光村図書出版 ISBN 978-4-8138-0586-1) - エッセイアンソロジー、「落ちつかない部屋」を収録
  • 『ベスト・エッセイ 2025』(2025年8月、光村図書出版 ISBN 978-4-8138-0677-6) - エッセイアンソロジー、「自動ドアと回転扉」を収録
  • 『おでかけアンソロジー ふたり旅』(2026年3月 だいわ文庫 ISBN 978-4-479-32159-0) - エッセイアンソロジー、「魔の五百ユーロ札」を収録

共著・編

オーディオブック

漫画原作

  • 落華星(作画:もとはしまさひで、講談社)
  • 極道懺悔録(作画:幸野武史、講談社)
  • 天切り松 闇がたり(作画:幸野武史、講談社・集英社)
  • 鉄道員(作画:ながやす巧、講談社)
  • ラブレター(作画:ながやす巧、講談社)
  • 壬生義士伝(作画:ながやす巧、角川書店)
  • 地下鉄に乗って(作画:もりひのと、講談社)
  • プリズンホテル(作画:田中つかさ、リイド社)
  • きんぴか(作画:片山誠、集英社)

メディア化作品

映画

タイトル公開年月日監督脚本主演備考
極道懺悔録[73]1998年 2月21日望月六郎石川均松岡俊介
ラブ・レター[74]1998年 5月23日森﨑東中島丈博中井貴一原作は『鉄道員』収録の同名作品
鉄道員(ぽっぽや)[75]1999年 6月5日降旗康男岩間芳樹
降旗康男
高倉健
天国までの百マイル[76]2000年 11月25日早川喜貴田中陽造時任三郎
壬生義士伝[77]2003年 1月18日滝田洋二郎中島丈博中井貴一
パイラン[78] 6月14日[79]ソン・ヘソンソン・ヘソン
アン・サンフン
チェ・ミンシク原作は「ラブ・レター」、韓国映画
地下鉄(メトロ)に乗って[80]2006年 10月21日篠原哲雄石黒尚美堤真一
椿山課長の七日間[81] 11月18日河野圭太川口晴西田敏行
憑神(つきがみ)[82]2007年 6月23日降旗康男降旗康男
小久保利己
土屋保文
妻夫木聡
オリヲン座からの招待状[83] 11月3日三枝健起いながききよたか宮沢りえ
加瀬亮
原作は『鉄道員』収録の同名作品
銀色の雨[84]2009年 11月28日鈴井貴之宇山圭子
鈴井貴之
賀来賢人原作は『月のしずく』収録の同名作品
日輪の遺産[85]2011年 8月27日佐々部清青島武堺雅人
柘榴坂の仇討[86]2014年 9月20日若松節朗高松宏伸
飯田健三郎
長谷川康夫
中井貴一原作は『五郎治殿御始末』収録の同名作品
王妃の館[87]2015年 4月15日橋本一谷口純一郎
国井桂
水谷豊
輪違屋糸里〜京女たちの幕末〜[88]2018年 12月15日加島幹也金子成人
門間宣裕
加島幹也
藤野涼子
大名倒産[89]2023年 6月23日前田哲丑尾健太郎
稲葉一広
神木隆之介

Vシネマ(オリジナルビデオ)

タイトル放映日監督脚本主演備考
とられてたまるか![90]1992年 10月9日高橋伴明高橋伴明
上田武郎
哀川翔
とられてたまるか!2[91]1993年 8月13日上田武郎
とられてたまるか!完[92]1994年 9月9日
通称!ピスケン[93]1996年 5月10日剣山象原作は『きんぴか』
ピイナッツ -落華星-[94] 5月17日三池崇史井上鉄勇竹内力浅田は原案、原作はもとはしまさひでの漫画
プリズンホテル[95]1997年 3月28日福岡芳穂高田純三上大和
鉄砲玉、散る〜ゲスは殺(と)ったれ!〜[96] 10月24日早川喜貴西村孝史哀川翔

舞台

テレビドラマ

タイトル放送局放送日演出脚本主な出演者備考
月曜ドラマスペシャルプリズンホテルTBS1993年12月6日和田旭竹山洋古谷一行中田喜子芦田伸介
月曜ドラマスペシャル・プリズンホテル21995年4月3日
うらぼんえフジテレビ1998年11月27日笠置高弘島田淳子
高田静
清水美砂平幹二朗伊原剛志原作は『鉄道員』収録の同名作品
関西テレビ制作(金曜エンタテイメント
活動寫眞の女NHK BS-21999年1月9日 - 2月13日宮崎純 ほか宮村優子橋龍吾菊池麻衣子森口瑤子全6話、NHK大阪放送局制作
同年9月に全3話に再編集して地上波で放送された
プリズンホテルテレビ朝日1999年4月17日 - 6月19日堤幸彦 ほか成田はじめ松本明子井ノ原快彦武田鉄矢北村総一朗全10話、
角筈(つのはず)にて[102]テレビ東京1999年11月4日石橋冠松原敏春西田敏行竹下景子柄本明橋爪功テレビ東京開局35周年記念番組
原作は『鉄道員』収録の同名作品
天国までの百マイル2001年4月26日大山勝美松原敏春西田敏行、室井滋風吹ジュン、柄本明テレビ東京21世紀特別企画
聖夜の肖像BS-i2001年12月23日モモイカオリ寺田敏雄桃井かおり岸部一徳宇崎竜童原作は『月のしずく』収録の同名作品
鉄道員 / 青春編テレビ朝日2002年1月2日出目昌伸松原敏春岸谷五朗飯島直子いかりや長介新春ドラマスペシャル
壬生義士伝〜新選組でいちばん強かった男〜[103]テレビ東京2002年1月2日松原信吾
長尾啓司
古田求
田村恵
渡辺謙高島礼子内藤剛志、柄本明新春ワイド時代劇として放送
恋のエチュード 第27・28話「花や今宵」BS日テレ2003年4月6日戸田菜穂林泰文原作は『月のしずく』収録の同名作品
恋のエチュード 第37話「金の鎖」2003年6月14日とよた真帆原作は『見知らぬ妻へ』収録の同名作品
ラブ・レターテレビ東京2003年6月18日石橋冠金子成人西田敏行、余貴美子、いかりや長介原作は『鉄道員』収録の同名作品
天切り松 闇がたり[104]フジテレビ2004年7月30日本木克英金子成人中村勘九郎椎名桔平、渡辺謙関西テレビ制作
シェエラザード〜海底に眠る永遠の愛〜[105]NHK総合2004年7月31日吉村芳之鄭義信反町隆史小澤征悦長谷川京子伊武雅刀
恋愛小説[106]TBS2006年7月17日北村龍平尾崎将也藤原紀香泉谷しげる北村一輝オムニバスドラマ
原作は「月のしずく」
もういちど地下鉄に乗ってテレビ朝日2006年10月14日森田空海
ほか
立見千香
ほか
岩田さゆり能世あんな豊原功補浅野和之全4話
映画『地下鉄に乗って』公開記念アナザーストーリー
輪違屋糸里[107]TBS2007年9月9日・10日清弘誠竹山洋上戸彩中嶋朋子小田茜
椿山課長の七日間[108]テレビ朝日2009年12月19日猪原達三後藤法子石原さとみ船越英一郎戸田菜穂中村俊介
蒼穹の昴[109]NHK BShi2010年1月 - 7月汪俊
(ワン・チュン)
楊海薇
(ヤン・ハイウェイ)
余少群(ユィ・シャオチュン)
周一囲(ジョウ・イーウェイ)、田中裕子
日中共同制作
同年9月から地上波で放送された
シューシャインボーイ[110]テレビ東京2010年3月24日石橋冠鎌田敏夫西田敏行、柳葉敏郎安田成美テレビ東京開局45周年記念番組
原作は『月島慕情』収録の同名作品
一路[111][112]NHK2015年7月31日 - 9月25日石原興 ほか渡邉睦月永山絢斗渡辺大ミムラ
ハッピー・リタイアメント[113]テレビ朝日2015年10月18日秋山純岡本貴也佐藤浩市、石黒賢石田ゆり子
きんぴか[114]WOWOW2016年2月13日 - 3月12日西浦正記久松真一中井貴一ユースケ・サンタマリアピエール瀧連続ドラマW
琥珀[115]テレビ東京2017年9月15日雨宮望岡田惠和西田敏行、寺尾聰鈴木京香原作は『夕映え天使』収録の同名作品
プリズンホテル[116]BSジャパン2017年10月7日 - 12月16日青山貴洋、岡野宏信三浦駿斗、田中智章
青塚美穂、宮本武史
田中直樹柄本明菅田俊矢野聖人
黒書院の六兵衛[117]WOWOW2018年7月22日 - 2018年8月26日李闘士男牧野圭祐吉川晃司上地雄輔連続ドラマW
おもかげ[118]NHK BS4K2023年3月27日小林聖太郎吉田康弘中村雅俊
母の待つ里[119]NHK BSプレミアム4K
NHK BS
2024年8月16日・23日
9月21日・28日
森義隆、阿部修英一色伸幸中井貴一特集ドラマ

CM

  • 民子 - 2000年 マルハペットフード株式会社(現:アイシア株式会社)

朗読番組

トラブル

函館朝市の店から個人情報が漏れ、カニの「宅配詐欺」被害に遭ったとする内容のエッセイを日本航空機内情報誌SKYWARD』2009年12月号に寄稿したが、このエッセイを知った函館朝市協同組合連合会が2009年12月に調査を実施したところ、浅田の家族が朝市の実在する店からの電話を受けカニを注文していたことが判明した。協同組合連合会が浅田に連絡すると、浅田は謝罪したとされる[122][123]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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