1981年のテレビ (日本)

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1981年のテレビ(1981ねんのテレビ)では、1981年昭和56年)の日本におけるテレビジョン放送全般の動向についてまとめる。

「東京12チャンネル」が「テレビ東京」へ、10月1日に社名を変更。

翌年3月1日には大阪に系列局「テレビ大阪」も開局し、テレビ東京系列の本格的な土台を作りを始める。


テレビ新潟放送網福島放送が開局。

前者は4月1日日本テレビ系、後者は10月1日テレビ朝日系の各々フルネット局として開局。共に、新潟県及び福島県の3局目の民放テレビ局となる。


フジテレビ、「楽しくなければテレビじゃない」をキャッチフレーズに、秋の改編期に編成大改革を実施。
  • これに伴い、旭化成一社提供に於いては、9月25日に、開局当日以来22年7ヶ月に渡り、同局の看板番組の1つとして放送してきたのデイリートーク番組スター千一夜』が放送終了したのに替わり、10月6日にウィークリーのワールドクイズ番組なるほど!ザ・ワールド』が放送開始。海外ロケによるクイズ番組のはしりとなる。
  • 上記の『スター千一夜』の終了を以って、フジテレビの平日19時半~20時のレギュラー帯番組及び同編成枠が全て終了。
  • 同局の横澤彪プロデューサーを中心とした制作班による、お笑い路線の本格的な強化が図られる様になる。目玉は、5月16日にプロ野球ナイター中継中止時の雨傘番組として開始したオレたちひょうきん族』を、10月10日から正式レギュラー放送化。後に当時お化け番組と言われた裏番組のTBS8時だョ!全員集合』の視聴率を上回って、同番組を打ち切りに追い込んだ。更に、それ以前から放送している平日のお昼の番組『笑ってる場合ですよ!』、『ドリフ大爆笑』を看板番組に持つ『火曜ワイドスペシャル』枠で3カ月に1回放送の『THE MANZAI』や、関西テレビの『花王名人劇場』で好評を博しているシリーズ『激突!漫才新幹線』等と併せ、「お笑いのフジテレビ」のイメージが定着し始める
  • この大改革が契機で、フジテレビは翌1982年に視聴率三冠王を達成。1994年に日本テレビに奪取されるまで12年連続で続いた。
  • この大改革のリーダーは、当時フジテレビの副社長だった鹿内春雄と、当時同社編成局長だった日枝久


テレビ番組(上記を除く)


音声多重放送の動き

前年(1980年)6月に行われた衆参同時選挙の開票関係の番組に於いて、特例として初の同放送実施を認めたが、その6か月後に郵政省は同放送を正式に認める方針を出し、この年の1月23日に施行、同放送が本格的に開始された。先ず施行されたその日に、日本テレビが一部のニュース番組に於いて、副音声で主音声の内容と関連のある解説放送を実施。その後、TBSで天気予報の解説、東京12チャンネル→テレビ東京で株式市況の東証第2部の終値や歌番組のカラオケ、NHK総合で古典芸能での解説、日テレ・フジテレビ系列がプロ野球での別実況や応援合戦等と、各局で様々な形態で副音声を使った放送が行われた(主なレギュラー番組については、「#2音声多重放送化」の項目を参照)。

  • テレビ長崎がローカルニュースで中国語との二カ国語放送を開始。

同局の平日夕方のローカルニュース番組『KTNニュース6:30』にて、10月(2日か9日)から毎週金曜日、中国語との二か国語放送を開始。この放送は同局の後継番組群でも行なわれ、2010年3月まで続けられた。


視聴率
  • TBSが、この年の年間視聴率在京民放局5局において3冠王となる(1978年から4年連続)。


テレビ番組に関する話題

1月

2月

3月

4月

5月

6月

9月

10月

11月

12月

  • 31日
    • TBS系、『第23回日本レコード大賞』放送(19:00 - 20:55、ステレオ)。大賞は寺尾聰の「ルビーの指環」。
    • NHK総合、『第32回NHK紅白歌合戦』放送(21:00 - 23:45、ステレオ)。平均視聴率74.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。この年の紅白は、白組で大トリを取った北島三郎の「風雪ながれ旅」で、北島の姿が見えなくなるほどの大量の紙吹雪がステージに舞い、客席にまで降り注ぐ程落とすという大胆な演出が行われ、それは北島の姿も画面から消えてしまうほどの激しさだった[26]。このインパクトの強さもあってか、この年は白組が優勝。後に北島が紅白でこの歌を歌う際には、この演出が定番となった(同曲の項も参照)。
    • フジテレビ、ミニ紀行・グルメ番組『くいしん坊!万才』で1979年1月1日から3年間、3代目くいしん坊を務めた声楽家友竹正則がこの日の放送で卒業した。出演回数は794回だった[注 20]

その他テレビに関する話題

緑山スタジオ・シティ テレビ新潟 福島放送
緑山スタジオ・シティ
テレビ新潟
福島放送
KBS京都のロゴ
 
テレビ東京の初代ロゴ
向田邦子
向田邦子死去(8月22日、写真は1950年代撮影)
  • 7月1日 - 文部省の主導により特殊法人放送大学学園(当時)設立。テレビとラジオを使用した大学教育のための教育専門放送局であるが、国が放送局を持つことによる言論統制など反対意見も根強くあり、放送大学学園法案は4度目で日の目を見たほどの難産だった。首都圏ならびに群馬県での授業放送開始は1985年4月。なお2003年10月からは「私立学校法第三条に規定する学校法人」となり、あわせて文部科学省と総務省管轄下の特殊法人である。
  • 8月22日 - 『寺内貫太郎一家』(TBS系、1974年 - 1975年)『あ・うん』(NHK総合、1980年)等のテレビドラマで知られる、作家で脚本家の向田邦子が、中華民国の旗 台湾で発生した遠東航空103便墜落事故により死亡(享年51)。
  • 10月1日
    • フジテレビが、キャンペーンキャッチコピー「楽しくなければテレビじゃない」を採用。
    • 東京12チャンネルが、社名を「テレビ東京」に変更[29]1964年日本科学技術振興財団のテレビ事業本部(愛称:東京12チャンネル、呼出名称:科学テレビ)としてスタートした[注 22]同局は、長年にわたり系列局を持たない関東ローカルの放送局としての面を持っていたが、翌年の1982年に初の地方系列局であるテレビ大阪が開局することに伴う社名変更であった[注 23]
    • 福島県第3番目の民放局、福島放送(KFB、テレビ朝日系列)開局[1][29]。これに伴い日本テレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット局だった福島中央テレビ(FCT)は日本テレビ系列のフルネット局へ移行。

開局

  • 4月1日 - テレビ新潟放送網(サービス放送及び音声多重放送開始は3月25日)
  • 10月1日 - 福島放送(サービス(試験)放送開始:9月15日、音声多重放送は開局日に開始。)

既存局の音声多重放送開始(当時は実用化試験放送)

周年

番組

開局・放送開始

1月8日
NHK広島放送局教育テレビジョン放送開始20周年。
3月21日
NHK福岡放送局テレビジョン放送開始25周年。
3月22日
NHK仙台放送局NHK広島放送局テレビジョン放送開始25周年。
4月1日
NHK富山放送局教育テレビジョン放送開始20周年。
NHK大津放送局テレビジョン放送開始10周年(3月1日中継局開所20周年)
4月16日
群馬テレビ開局10周年。
5月1日
千葉テレビ放送開局10周年。
5月24日
NHK神戸放送局テレビジョン放送開始10周年。
5月31日
NHK和歌山放送局テレビジョン放送開始10周年。
8月1日
NHK高知放送局教育テレビジョン放送開始20周年。
10月7日
NHK青森放送局教育テレビジョン放送開始20周年。
12月1日
中部日本放送朝日放送大阪テレビ放送として)テレビジョン放送開始25周年。
12月22日
NHK札幌放送局テレビジョン放送開始25周年。

記念回

視聴率

(※関東地区、ビデオリサーチ調べ)

アニメ

  1. Dr.スランプ アラレちゃん(フジテレビ、12月16日)36.9%
  2. まんが日本昔ばなし(TBS、1月10日)33.6%

ドラマ

  1. 連続テレビ小説 虹を織る(NHK総合、2月17日)45.7%
  2. 連続テレビ小説 まんさくの花(NHK総合、4月16日)42.4%
  3. 連続テレビ小説 本日も晴天なり(NHK総合、10月22日)39.8%
  4. ナショナル劇場 水戸黄門 第11部・最終回(TBS、2月9日)39.0%
  5. 大河ドラマ おんな太閤記(NHK総合、6月14日)36.8%

映画

  1. 水曜ロードショー 映画史上不滅の最高峰JAWS/ジョーズ』(日本テレビ、9月30日)37.7%

バラエティ・クイズ・音楽

  1. 第32回NHK紅白歌合戦(NHK総合、12月31日)74.9%
  2. 8時だョ!全員集合(TBS、2月21日)47.6%
  3. ザ・ベストテン(TBS、9月17日)41.9%
  4. '81新春スターかくし芸大会(フジテレビ、1月1日)38.5%
  5. 特集・連想ゲーム(NHK総合、9月23日)38.2%
  6. クイズダービー(TBS、1月10日)37.4%
  7. 火曜ワイドスペシャル ドリフ大爆笑'81(フジテレビ、11月17日)36.8%

スポーツ

  1. 大相撲初場所千秋楽(NHK総合、1月25日)52.2%
  2. '81プロ野球日本シリーズ第6戦日本ハム×巨人」(テレビ朝日、10月25日)41.3%
  3. プロ野球広島×巨人」(NHK総合、6月1日)36.0%
  4. '81プロ野球オールスターゲーム・第2戦(TBS、7月26日)32.8%

ニュース・報道

  1. ニュース(NHK総合、12月31日 20:55-21:00)42.5%
  2. JNNフラッシュニュース(TBS、2月28日 20:55-21:00)40.2%
  3. ニュース(NHK総合、1月10日 8:30-8:40)36.4%

テレビ番組

テレビドラマ

NHK

スペシャルドラマ

日本テレビ系

スペシャルドラマ
枠変動

TBS系

スペシャルドラマ
  • TBS開局30周年記念特別企画 関ヶ原 - 1月2日、3日、4日

宇津井健、夏目雅子、関口宏、三浦浩一、木内みどり、小野みゆき、有吉真知子、あき竹城、阪上和子、えりかわ恵子、山田邦子、大畑ゆかり、速水陽子、津賀有子、新井瑞、梶芽衣子、柄本明、山田辰夫、蟹江敬三、紀比呂子、伴淳三郎、川崎麻世、甲斐智枝美、津川雅彦、山岡久乃

フジテレビ系

スペシャルドラマ
枠変動

テレビ朝日系

スペシャルドラマ
枠変動

テレビ東京系

テレビアニメ

特別番組

特撮番組

報道・情報番組

バラエティ番組

特別番組

クイズ番組

音楽番組

特別番組

トーク番組

教養・ドキュメンタリー番組

スポーツ番組

映画番組

単発特別番組枠

既存番組の音声多重化

ステレオ放送化

二カ国語放送化

2音声多重放送化

  • NNN昼のニュース(日本テレビ)- 1月23日から。副音声は、放送中のニュースの解説を放送。[10]
  • NNN JUST NEWS(日本テレビ)- 1月23日から。副音声は、放送中のニュースの解説を放送。[10][12]
  • 東京証券取引所の第一部市況(東京12チャンネル)- 2月から。副音声は、同取引所の第二部市況を放送。[12]
  • 夕やけロンちゃん(TBS)- 2月16日から。副音声は、番組冒頭の天気予報の詳しいデータを5分間にまとめ、それを3回繰り返して放送。[12]
  • プロ野球中継
    • 日本テレビ - 3月26日放送から一部のゲームにて実施。副音声は別実況。[16]
    • フジテレビ系列 - この年から多くのゲーム中継にて、副音声で「やじうま応援合戦」等を放送。
  • 演歌の花道(東京12チャンネル → テレビ東京)- 副音声は歌なしのカラオケを放送。[12]

この年の主なキャンペーン

参考文献

脚注

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