ロレクレゾール

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ATCコード
  • none
ロレクレゾール
臨床データ
ATCコード
  • none
識別子
CAS登録番号
PubChem CID
IUPHAR/BPS
ChemSpider
UNII
KEGG
化学的および物理的データ
化学式 C10H6Cl3N3
分子量 274.53 g·mol−1
  (verify)

ロクレゾール(英:Loreclezole)は、GABAA受容体陽性アロステリック調節因子として作用する鎮静薬および抗てんかん薬である[1]。実験的には、ロレクレゾールの結合部位はセイヨウカノコソウの根から抽出されるバレレン酸と共通であることが示されている[2]。構造的には、ロレクレゾールはトリアゾール誘導体である。動物発作モデルでは、ロレクレゾールはペンチレンテトラゾール発作に対して保護作用があるが、最大電気ショック試験では作用が弱い[3]。加えて、低用量、無毒量において、全般性欠神発作の遺伝子モデルにおいて抗欠神作用を示す。したがって、ロレクレゾールはベンゾジアゼピン系と同様の作用特性を持つ。ロレクレゾールの抗てんかん作用がベンゾジアゼピン受容体インバースアゴニストによって逆転できるという観察から、GABA受容体とのベンゾジアゼピン様相互作用が示唆される。しかし、ベンゾジアゼピンアンタゴニストのフルマゼニルはロレクゾールの抗てんかん作用を変化させないことから、ロレクゾールはベンゾジアゼピン受容体アゴニストではないことが示唆される。野生型ラットおよびヒトクローン由来のGABAA受容体では、ロレクレゾールはGABA活性化塩化物イオン電流を強力に増強した。しかし、薬物の活性はγサブユニットの存在を必要とせず、フルマゼニルによって阻害されなかったことから、ロレクゾールがベンゾジアゼピン認識部位と相互作用しないことが確認された。

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