カルロス4世騎馬像

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製作年1800-1801年
寸法336 cm × 282 cm (132 in × 111 in)
『カルロス4世騎馬像』
スペイン語: Carlos IV a caballo
英語: Carlos IV on Horseback
作者フランシスコ・デ・ゴヤ
製作年1800-1801年
種類キャンバス油彩
寸法336 cm × 282 cm (132 in × 111 in)
所蔵プラド美術館マドリード

カルロス4世騎馬像』(カルロスよんせいきばぞう、西: Carlos IV a caballo, : Carlos IV on Horseback)は、18-19世紀のスペインの巨匠フランシスコ・デ・ゴヤが1800-1801年にキャンバス上に油彩で制作した肖像画である。1814年にマドリード王宮にあったことが記録されている[1][2]、スペイン王室のコレクションに由来する作品で、1819年以来、マドリードプラド美術館に所蔵されている[1][2][3]。ゴヤは、この絵画の対作品として『王妃マリア・ルイサ騎馬像』 (プラド美術館) も描いている[1][2][3]。なお、本作と『王妃マリア・ルイサ騎馬像』は、プラド美術館創立時に展示された3点のゴヤの作品中の2点である[3]

本作の構図は、風景を背に前景に人物像を描いている点においてディエゴ・ベラスケスの影響を示している。より具体的には、ブエン・レティーロ宮殿英語版内の諸王国の間英語版に掛けられていたベラスケスの騎馬肖像画に触発されている[1][2][3]。ゴヤは、1778年にベラスケスの『マルガリータ・デ・アウストリア騎馬像』 (プラド美術館) のエッチングを制作している[1][2]

ゴヤはまた、ベラスケスの『フェリペ4世騎馬像』 (プラド美術館) も参照している[3]。しかし、ルバード (棹立ち) の姿勢を取っているフェリペ4世とは異なり、本作のカルロス4世は、奥に広がる風景を背後にゆったりと馬を進めている。これは、軍の総司令官としてではなく、太平の世を治める統率者としての王を演出しているからである[3]。このような王として、彼は、自身の親衛隊である近衛騎兵隊の正装を身に着けている。一方で、カルロス4世の衣服には、金羊毛騎士団カルロス3世騎士団英語版勲章に加え、スペインの重要な騎士団徽章が4つ見られ[2][3]、王の権威を象徴している[3]

カルロス4世の表情は、『狩猟服姿のカルロス4世』 (王室コレクション美術館英語版、マドリード) に見られるものとまったく同じもので、慈悲深く、落ち着いた人物として表現されている。同時に、手綱をしっかりと掴み、堂々とした騎馬上の姿は、王の優れた統治能力の隠喩である[3]

なお、ゴヤ自身によれば、本作の主題は、「画家が与えられる最も困難なもの」であった。作品には彼が直面した問題が示されており、それは馬の身体的に不正確なプロポーションにはっきりと見て取ることができる[2]

ギャラリー

脚注

参考文献

外部リンク

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