ジュリアーノ・アレジ
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| ジュリアーノ・アレジ Giuliano Alesi | |
|---|---|
|
2025年 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 | フランス、日本 |
| 生年月日 | 1999年9月20日(26歳) |
| 出身地 |
同・アヴィニョン |
| 親族 |
ジャン・アレジ (父) 後藤久美子 (母) エレナ・アレジ・後藤 (姉) |
| スーパーフォーミュラ(SF)およびSUPER GTでの経歴 | |
| デビュー |
2021(SF) 2021(SUPER GT) |
| 所属 |
Kuo VANTELIN TEAM TOM'S(SF) TGR TEAM Deloitte TOM'S(SUPER GT) |
| 車番 |
36(SF) 37(SUPER GT) |
| 過去所属 |
arto Ping An Team Thailand TGR TEAM au TOM'S(SUPER GT) |
| 出走回数 |
20(SF) 31(SUPER GT) |
| 優勝回数 |
1(SF) 2(SUPER GT) |
| ポールポジション |
1(SF) 1(SUPER GT) |
| 過去参加シリーズ | |
| 2015 2015-16 2016-18 2019-20 2021 |
フランス・F4選手権 MRF・チャレンジ GP3シリーズ FIA F2選手権 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 |
| 選手権タイトル | |
| 2024 | スーパー耐久(ST-Xクラス) |
ジュリアーノ・リュウ・アレジ(Giuliano Ryu Alesi, 1999年9月20日 - )は、フランス・アヴィニョン出身のレーシングドライバー。日本名は後藤 龍(ごとう りゅう)。
カート
1999年、フランス・アヴィニョンで誕生し、スイス・ジュネーブの邸宅で育つ。13歳の時にレーサーを目指すことを許され、2013年から本格的なカートキャリアをスタートさせる。KF3カテゴリーの「42° トロフェオ・デル・インダストリー」では14位に入る。
2014年は、「イタリアン・チャンピオンシップ」へ参戦し21ポイントを獲得して総合14位で終える。KFJカテゴリーとなる「25° トロフェオ・アンドレア・マルグッティ」では28位という成績だった。
フランス・F4選手権
2015年3月、フランス・F4選手権へ移すことを発表した。開幕戦の第1レースでポールポジションを獲得すると、決勝レースではファステストラップを記録しながら首位を譲らずトップでチェッカーを受け、ポールトゥーウィンを達成した。第2レースではリタイアしたが、第3レースでも再びファステストラップを含むポールトゥーウィンを果たした。シーズンを通じて3回の優勝を決め、総合4位の好成績を残した。同選手権のジュニア・F4・チャンピオンシップ部門では2位に入った。
GP3/FIA F2
2015年12月には、アーデン・インターナショナルとイエンツァー・モータースポーツのGP3ポストシーズンテストに参加した。その後、トライデント(Trident)からGP3本戦に参戦することが発表された[1][2]。第2戦オーストリアラウンドのフリー走行中、1コーナーで減速できずコースアウトし真正面からウォールに激突した[3]。アレジ自身は大事に至らなかったが、衝突の際体に46G以上の衝撃を受ける。メディカルチェックを受け、大事を取り第1・第2レースの欠場を言い渡される。次戦のイギリスラウンドから復帰した。
2019年にトライデントからF2にデビュー、ドライバーズランキング15位で初年度を終える。
2020年にBWT・HWAレースラボへ移籍。
フォーミュラ1
2016年3月、当時GP3ドライバーだったシャルル・ルクレールと共にフェラーリ・ドライバー・アカデミー (FDA) の一員となった[4]。
2021年1月にフィオラノ・サーキットで2018年マシンを使ったF1テストに参加した。このテストを最後にフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)の一員から外れ、活動の拠点を日本に移す事を表明した。
日本
2021年はトムスから全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に、トヨタ・チーム・タイランドからSUPER GT・GT300クラスに参戦。またスーパーフォーミュラにも、中嶋一貴がFIA 世界耐久選手権(WEC)参戦のため欠場する際にトムスから代役として参戦し、デビュー戦ながら予選8位、決勝では9位入賞。そして自身2戦目となる第3戦オートポリスではポールポジションを獲得、決勝戦は悪天候による赤旗中断のままレース終了となり、初優勝を果たした[5][6][7]。日本のトップフォーミュラにおける外国人の2戦目での優勝はロイック・デュバル以来、歴代では1996年のラルフ・シューマッハも合わせて3人目となる。
2022年はGT500クラスにステップアップし、チャンピオンマシンの36号車で坪井翔とコンビを組んだ。また、スーパーフォーミュラに関してもトムスからフル参戦する。
2023年も体制は変わらないが、SUPER GTでは37号車に変更となり、チームメイトは笹原右京となる。しかしスーパーフォーミュラに関しては、結果的に同年のチャンピオンを獲得するチームメイトの宮田莉朋と比べて戦績が芳しくなかったことを理由に第6戦富士から笹原に交代となり、自身はGT500に専念する。
2024年、SUPER GT・GT500クラスに引き続き笹原とのコンビで参戦[8]。第3戦鈴鹿で念願の初優勝を遂げた[9]。その後第6戦菅生で2勝目を挙げ、シリーズ5位に入った。GT500と並行してROOKIE Racingより平良響の後任としてスーパー耐久に参戦、チームの2連覇に貢献した[10]。
2025年も昨年に引き続き笹原とのコンビでSUPER GT・GT500に参戦[11][12]。12年振りに開催された第3戦セパンで今季初優勝。また、この年からニュルブルクリンク耐久シリーズに参戦を開始した[13]。
人物
- 母親が日本人(後藤久美子)のため、日本の国籍を持っており[14]、日本語も「幼い頃は流暢に話せた」という。現在は敬語を含む難解な内容や日常会話については問題なくこなせるレベルの会話は可能となっている一方で、やや居住地である静岡県東部地方のイントネーションが現れる場面がある。インタビューはほぼ日本語で行う場面が多く、通訳を介す場面は見られない[15]。ただしフランスで取得したライセンスでレースに参戦しているため、優勝時の国旗・国歌はフランスのものが使用される。
- ヘルメットカラーは父・ジャンが尊敬していた、エリオ・デ・アンジェリスがモチーフ。ジュリアーノがスーパーフォーミュラで初ポールポジション獲得した日は、エリオの命日でもあった[16]。
- 父・ジャンはF1のティレル所属時代に、中嶋悟とチームメイトであった。ジュリアーノが日本で中嶋とシートをシェアしたことで、親子2代でのチームメイトが実現した。
- 愛車はトヨタ・ランドクルーザー。
- 2022年4月10日のジャンクSPORTS3時間スペシャルで母・後藤(スイスからリモート出演)と共にゲスト出演時、日本でレースをするときマスコミに冗談で「レースクイーンが好き」と発言したところ、この記事が独り歩きし「スケベな奴」と評価され、苦労したと語っている。
- 2023年シーズンからは、個人アドバイザーとして片岡龍也と契約し、スーパーフォーミュラのレースに帯同する[17]。
- スポンサーである豊田章男社長(当時)との対談では、「豚カツが好き。しかも柔らかくてサクサクしたもの。」と発言している。
略歴
| 年 | シリーズ | チーム | レース | 勝利 | PP | FL | 表彰台 | ポイント | 順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | フランス・F4選手権 | オートスポーツ・アカデミー | 21 | 3 | 2 | 2 | 4 | 168.5 | 4位 |
| 2015-16 | MRF・チャレンジ・フォーミュラ2000 | MRF・チャレンジ | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 23位 |
| 2016 | GP3シリーズ | トライデント | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 22位 |
| 2017 | GP3シリーズ | トライデント | 15 | 3 | 0 | 1 | 4 | 99 | 5位 |
| 2018 | GP3シリーズ | トライデント | 18 | 1 | 0 | 1 | 4 | 100 | 7位 |
| 2019 | FIA フォーミュラ2選手権 | トライデント | 22 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 15位 |
| 2020 | FIA フォーミュラ2選手権 | BWT・HWA・レースラボ | 24 | 0 | 0 | 1 | 0 | 12 | 17位 |
| MP・モータースポーツ | |||||||||
| 2021 | スーパーフォーミュラ・ライツ | TEAM TOM'S | 16 | 4 | 2 | 3 | 13 | 103 | 2位 |
| スーパーフォーミュラ | Kuo VANTELIN TEAM TOM'S | 5 | 1 | 1 | 0 | 1 | 20 | 11位 | |
| SUPER GT - GT300 | arto Ping An Team Thailand | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | NC | |
| 2022 | スーパーフォーミュラ | Kuo VANTELIN TEAM TOM'S | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 20位 |
| SUPER GT - GT500 | TGR TEAM au TOM'S | 8 | 0 | 0 | 0 | 1 | 29.5 | 10位 | |
| 2023 | スーパーフォーミュラ | VANTELIN TEAM TOM'S | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 20位 |
| SUPER GT - GT500 | TGR TEAM Deloitte TOM'S | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 15位 | |
| スーパー耐久 - ST-Z | Porsche Team EBI WAIMARAMA | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 | 8位‡ | |
| 2024 | SUPER GT - GT500 | TGR TEAM Deloitte TOM'S | 8 | 2 | 1 | 0 | 2 | 51 | 5位 |
| スーパー耐久 - ST-X | 中升 ROOKIE Racing | 5 | 3 | 1 | 0 | 5 | 134.5 | 1位‡ | |
| 2025 | SUPER GT - GT500 | TGR TEAM Deloitte TOM'S | 6 | 1 | 0 | 0 | 2 | 43.5 | 4位* |
| スーパー耐久 - ST-TCR | WAIMARAMA Racing | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 87 | 1位‡* | |
| ニュル耐久シリーズ - SP8T | TOYOTA GAZOO Racing | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | NC†* | |
| Toyo Tires w/Ring Racing | |||||||||
- * : 今シーズンの順位。
- †:チャンピオンシップ対象外。
- ‡:チーム順位。