寺池静人

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寺池 静人(てらいけ しずと、1933年2月8日 - )は、日本の陶芸家。本名は寺池静雄。日本藝術院賞受賞者[1][2]

京都市に生まれる[3][4]。父は陶芸家の寺池陶秌である[2][4]1951年京都市立日吉ヶ丘高等学校彫刻科を卒業し[3][4]1953年京都青陶会に入り、楠部彌弌に師事した[2][4]1955年日展に初入選し、1966年清水焼団地へ移って独立した[2][4]

1974年、第4回バロリス国際陶芸ビエンナーレで名誉最高大賞を受賞した[2][3][4]1990年、日展会員賞を受賞した[2][3][4]

作風

寺池は、花や蕾をレリーフ状に刻んだ作品で知られる[4]。清水焼団地のインタビューでは、花をそのまま写すのではなく、装飾性を考えながら自分なりに構成すると述べている[4]。また、雨上がりの花に残る水滴の輝きに着想を得て、独自の釉薬「釉滴彩」を考案したとしている[4]

作陶観については、楠部彌弌から繰り返し与えられた「人間をつくれ」という言葉が、一生の指針になったと回想している[4]。日本藝術院の収蔵作品ページには、受賞作を含む寺池の作品が掲載されている[5]

受賞・栄典

2013年、平成24年度(第69回)日本藝術院賞を、工芸作品「富貴想」により受賞した[1]2018年京都市文化功労者として表彰された[3]。京都工芸美術作家協会の紹介によれば、現在は日展名誉会員、日本新工芸家連盟会長である[3]

脚注

参考文献

関連項目

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