2025年オーストラリアグランプリ

From Wikipedia, the free encyclopedia

オーストラリアの旗 2025年オーストラリアグランプリ
レース詳細
日程 2025年シーズン第1戦
決勝開催日 3月16日
開催地 アルバート・パーク・サーキット
オーストラリアの旗 オーストラリア ビクトリア州 メルボルン
コース長 5.278km
レース距離 57周 (300.846km)
※当初の予定は58周 (306.124km)
決勝日天候 雨(ウェット)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:15.096
ファステストラップ
ドライバー イギリスの旗 ランド・ノリス
タイム 1:22.167(43周目)
決勝順位
優勝
2位
3位

2025年オーストラリアグランプリ: 2025 Australian Grand Prix、正式名称: Formula 1 Louis Vuitton Australian Grand Prix 2025[1])は、2025年のF1世界選手権の開幕戦として、2025年3月16日アルバート・パーク・サーキットで開催された。

タイヤ
ピレリが持ち込んだドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C3、ミディアム(黄):C4、ソフト(赤):C5の組み合わせ[2]
ピレリタイヤの組み合わせ
ドライ用 ウェット用
C3 C4 C5 インターミディエイト フルウェット
(C3)
(ハード)
C4)
(ミディアム)
(C5)
(ソフト)
(インターミディエイト)
(小雨用)
(フルウェット)
(大雨用)
DRS:4箇所[2]

※( )内は検知ポイント

  • DRS1:マーシャルライトNo.11より130m先から(ターン6から40m先)
  • DRS2:ターン10より100m先から(DRS1と同様)
  • DRS3:ターン14より30m先から(ターン13より90m手前)
  • DRS4:ターン2より30m先から(DRS3と同様)

エントリー

前年の最終戦からの変更点は以下の通り。

コンストラクター名の変更
  • RBから「レーシングブルズ」に名称を変更。
ドライバーラインナップ
前年のコンストラクターズランキング順に記載。

フリー走行

FP1
2025年3月14日 12:30 AEDT(UTC+11)
FP2
2025年3月14日 16:00 AEDT(UTC+11)
FP3
2025年3月15日 12:30 AEDT(UTC+11)

各セッションの順位

予選

2025年3月15日 16:00 AEDT(UTC+11)(特記のない出典:[8]

  • 気温32度、路面温度38度、曇、ドライ

ランド・ノリスポールポジションオスカー・ピアストリが2番手を獲得してマクラーレンフロントローを独占した。前年度チャンピオンのマックス・フェルスタッペンはマクラーレン勢に続く3番手を確保し、角田裕毅は5番手とフェラーリ勢を上回る大健闘を見せた。一方、フェルスタッペンの新しいチームメイトとなったリアム・ローソンは18番手でQ1敗退を喫した。オリバー・ベアマンはQ1最初のコースイン直後にギアボックスの問題を訴え、アタックできずに予選を終えた。

予選結果

順位 No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 4 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 1:15.912 1:15.415 1:15.096 1
2 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 1:16.062 1:15.468 1:15.180 2
3 1 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダRBPT 1:16.018 1:15.565 1:15.481 3
4 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:15.971 1:15.798 1:15.546 4
5 22 日本の旗 角田裕毅 レーシングブルズ-ホンダRBPT 1:16.225 1:16.009 1:15.670 5
6 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ-メルセデス 1:16.245 1:16.017 1:15.737 6
7 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:16.029 1:15.827 1:15.755 7
8 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1:16.213 1:15.919 1:15.973 8
9 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-ルノー 1:16.328 1:16.112 1:15.980 9
10 55 スペインの旗 カルロス・サインツ ウィリアムズ-メルセデス 1:16.360 1:15.931 1:16.062 10
11 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レーシングブルズ-ホンダRBPT 1:16.354 1:16.175 n/a 11
12 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティンアラムコ-メルセデス 1:16.288 1:16.453 n/a 12
13 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティンアラムコ-メルセデス 1:16.369 1:16.483 n/a 13
14 7 オーストラリアの旗 ジャック・ドゥーハン アルピーヌ-ルノー 1:16.315 1:16.863 n/a 14
15 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト キックザウバー-フェラーリ 1:16.516 1:17.520 n/a 15
16 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1:16.525 n/a n/a 16
17 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ キックザウバー-フェラーリ 1:16.579 n/a n/a 17
18 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レッドブル-ホンダRBPT 1:17.094 n/a n/a PL 1
19 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 1:17.147 n/a n/a 19
107% time: 1:21.225
NC 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ DNS[注 2] n/a n/a PL 2
出典: [9][10]
追記
  • ^1 - ローソンはパルクフェルメ下でマシンセッティングを変更したためピットレーンスタート[11]
  • ^2 - ベアマンはQ1でタイムを記録できず107%ルールに抵触したが、スチュワードの裁定により決勝の出走を許可された[12]。また、パルクフェルメ下でサスペンションのセッティングを変更したためピットレーンスタートとなる[13]

決勝

2025年3月16日 15:00 AEDT(UTC+11) (特記のない出典: [14]

  • 気温16度、路面温度19度、雨、ウェット

雨が断続的に降る中、ランド・ノリスポール・トゥ・ウィンで開幕戦を制した。前年度チャンピオンのマックス・フェルスタッペンが最後にノリスに迫るも及ばず2位、ジョージ・ラッセルマクラーレン勢とフェルスタッペンの速さに及ばなかったが、サバイバルレースを勝ち残り3位表彰台を獲得した。母国グランプリであったオスカー・ピアストリは44周目にコースアウトを喫し、コース復帰に時間を要したため大きく順位を落としたが、9位まで戻してポイントを獲得した。5番手スタートの角田裕毅は天候の読み違えにより入賞圏外の12位でレースを終えた。

断続的に降る雨は特にルーキー(今季が初のフル参戦となるドライバーも含む)[注 3]にとっては試練となり、まずアイザック・ハジャーフォーメーションラップでクラッシュし、デビュー戦をスタートできなかった。このクラッシュによりフォーメーションラップはやり直しとなり、1周減算された57周でレースは行われた。スタート直後の1周目にはジャック・ドゥーハンカルロス・サインツがそれぞれクラッシュを喫し、1回目のセーフティカーが導入された。34周目にはフェルナンド・アロンソがクラッシュし、2度目のセーフティカーが導入された。この頃には路面が乾きだしたため各車ドライ用のタイヤに交換していくが、再び大粒の雨が降り出してピアストリがコースアウトを喫したことから各車インターミディエイトタイヤに再び交換した。これに対しフェラーリ勢や角田はステイを選択するも、雨が強くなっていく。直後にガブリエル・ボルトレトリアム・ローソンがそれぞれクラッシュを喫して3度目のセーフティカーが導入され、フェラーリ勢や角田もインターミディエイトタイヤに交換するが順位を下げ、角田は入賞圏外まで後退してしまった。アンドレア・キミ・アントネッリアレクサンダー・アルボンを抜いて4位まで順位を上げ[注 4]、ルーキーの中では最上位の結果を残した。レース終盤にフェルスタッペンがノリスを猛追するも、わずかに及ばなかった。

レース結果

順位 No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア原因 Grid Pts.
1 4 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 57 1:42:06.304 1 25
2 1 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダRBPT 57 +0.895 3 18
3 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 57 +8.481 4 15
4 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 57 +10.135 16 12
5 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ-メルセデス 57 +12.773 6 10
6 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティンアラムコ-メルセデス 57 +17.413 13 8
7 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ キックザウバー-フェラーリ 57 +18.423 17 6
8 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 57 +19.826 7 4
9 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 57 +20.448 2 2
10 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 57 +22.473 8 1
11 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-ルノー 57 +26.502 9
12 22 日本の旗 角田裕毅 レーシングブルズ-ホンダRBPT 57 +29.884 5
13 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 57 +33.161 19
14 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 57 +40.351 PL
Ret 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レッドブル-ホンダRBPT 46 アクシデント PL
Ret 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト キックザウバー-フェラーリ 45 アクシデント 15
Ret 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティンアラムコ-メルセデス 32 アクシデント 12
Ret 55 スペインの旗 カルロス・サインツ ウィリアムズ-メルセデス 0 アクシデント 10
Ret 7 オーストラリアの旗 ジャック・ドゥーハン アルピーヌ-ルノー 0 アクシデント 14
DNS 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レーシングブルズ-ホンダRBPT 0 アクシデント[注 5] 11
優勝スピード(勝者ノリスの平均速度): 176.786 km/h
ファステストラップ: ランド・ノリス - 1:22.167(43周目)[16]
出典: [17][10][18][19]
追記
  • フォーメーションラップ中にハジャーのアクシデントが発生し、追加のフォーメーションラップを行ったため1周減算された。当初の予定は58周。
ラップリーダー[20]
太字は最多ラップリーダー

主な記録

第1戦終了時点のランキング

脚注

Related Articles

Wikiwand AI