2025年オランダグランプリ

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オランダの旗 2025年オランダグランプリ
レース詳細
日程 2025年シーズン第15戦
決勝開催日 8月31日
開催地 ザントフォールト・サーキット
オランダの旗 オランダ 北ホラント州 ザントフォールト
コース長 4.259km
レース距離 72周 (306.587km)
決勝日天候 曇(ドライ)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:08.662
ファステストラップ
ドライバー オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ
タイム 1:12.271(60周目)
決勝順位
優勝
2位
3位

2025年オランダグランプリ(2025ねんオランダグランプリ、: 2025 Dutch Grand Prix、正式名称: Formula 1 Heineken Dutch Grand Prix 2025[1])は、2025年のF1世界選手権の第15戦として、2025年8月31日ザントフォールト・サーキットで開催された自動車レースオランダグランプリ)。

本項目に記載されている時刻は全て現地時間(CEST / UTC+2[注 1])。

タイヤ
ピレリが持ち込んだドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C2、ミディアム(黄):C3、ソフト(赤):C4で、前年より1段階ソフト寄りの組み合わせに変更された[2][3]。ピレリはF1参戦500戦目を迎える[2]
ピレリタイヤの組み合わせ
ドライ用 ウェット用
C2 C3 C4 インターミディエイト フルウェット
(C2)
(ハード)
(C3)
(ミディアム)
(C4)
(ソフト)
(インターミディエイト)
(小雨用)
(フルウェット)
(大雨用)
DRS:2箇所[3]
※( )内は検知ポイント
  • DRS1:ターン10より50m先から(ターン10の入口)
  • DRS2:ターン13より40m先から(ターン12より20m先)
2026年の動向
2026年からF1に新規参戦するキャデラックは初年度のドライバーとして、元キック・ザウバーバルテリ・ボッタスと元レッドブルセルジオ・ペレスのベテラン2人を起用すると発表した[4]。これにより、来季のシートが確定していないチームはレッドブル系の2チーム(レッドブル(マックス・フェルスタッペンは残留が確定したため残り1席)とレーシングブルズ)とアルピーヌピエール・ガスリーは来季まで契約が残っているため残り1席)のみとなった[5][注 2]

エントリー

レギュラードライバー
前戦から変更なし。

フリー走行

FP1

2025年8月29日 12:30 (特記のない出典:[8]

  • 気温20、路面温度26度。晴、ドライ

バーチャルセーフティカー|(VSC)が導入される中で開始したが、すぐに解除された。ルイス・ハミルトンがターン3でスピンし、角田裕毅がターン11でコースオフしたのと同時にアンドレア・キミ・アントネッリがターン9を曲がれず、グラベルから出られなくなり赤旗中断となった。1ヶ月弱のサマーブレイクによる中断を経てもマクラーレン勢の優位性は変わらず、ランド・ノリスオスカー・ピアストリが1-2番手のタイムを出した。その他、アストンマーティン勢とウィリアムズ勢が好調な滑り出しを見せた。母国グランプリを迎えるマックス・フェルスタッペンはセッション終了後のスタート練習を行った際、ターン1を曲がりきれずにコースアウトし、グラベルに捕まってしまった。

FP2

2025年8月29日 16:00 (特記のない出典:[9]

  • 気温19度、路面温度26度。曇のち晴、ドライ

FP1終了後、一時的に降雨があったが曇り空でスタートした。序盤は雨雲が近づき雨がぱらついたものの、路面を濡らすほどのものではなかった。そんな中、ランス・ストロールが先行車両の影響を受けてターン3でクラッシュし、10分間の赤旗中断となった。このセッションでパワーユニット(PU)を交換したアイザック・ハジャー[10]が再開直後にパワー低下のトラブルによってターン8でマシンを降りたため(このためハジャーはタイムを記録できなかった[10])、VSCが導入された。セッション後半にはアレクサンダー・アルボンがターン1で止まりきれずにクラッシュした。フロントウィングを壊したもののコースには復帰したが、グラベルトラップに足を取られてストップしてしまった。これにより2度目の赤旗中断となる。再開後は晴れ間も出て各車順調に周回をこなし、アロンソがノリスとピアストリのマクラーレン勢に割って入る2番手タイムを記録し、FP1に続き好調さをアピールした。

FP3

2025年8月30日 11:30 (特記のない出典:[11]

  • 気温20度、路面温度20度。雨のち曇、ウェット→ドライ

雨の影響でウェットコンディションでスタートしたが、セッションの進行とともに路面は乾き出していく。マクラーレン勢はコースコンディションに関係なく圧倒的な速さを見せた。アロンソは予選シミュレーション中に最終コーナーでピットインしようとしていたジョージ・ラッセルとラインが交錯し、あわや接触というハプニングがあった。アロンソはラッセルを避けるためにピットロードに入ったため、予選シミュレーションのタイム計測ができなかった。各ドライバーはコース上の激しい混雑に不満を訴えた。

各セッションの順位

予選

2025年8月30日 15:00 (特記のない出典:[18]

  • 気温20度、路面温度34度、湿度64%、晴、ドライ

マクラーレン勢のトップ争いはオスカー・ピアストリが制し、今季5回目のポールポジションを獲得した。0.012秒の僅差で敗れたランド・ノリスが2番手、母国出身のマックス・フェルスタッペンを応援する「オレンジアーミー」に見守られるもマクラーレン勢には及ばず3番手で決勝を迎える。レーシングブルズアイザック・ハジャージョージ・ラッセルフェラーリ勢を抑え4番手と躍進し、フェルスタッペンと同じ2列目に並ぶ。リアム・ローソンも8番手で、レーシングブルズ勢は2台ともQ3に進出した。一方、角田裕毅は12番手でQ2敗退を喫した。ランス・ストロールはQ1最初のアタックを行う際にターン13でスピンを喫し、クラッシュしてしまったためタイムを記録できなかった。

予選結果

順位 No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 1:09.338 1:08.964 1:08.662 1
2 4 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 1:09.469 1:08.874 1:08.674 2
3 1 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダRBPT 1:09.696 1:09.122 1:08.925 3
4 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レーシングブルズ-ホンダRBPT 1:09.966 1:09.439 1:09.208 4
5 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:09.676 1:09.313 1:09.255 5
6 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:09.906 1:09.304 1:09.340 6
7 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1:09.900 1:09.261 1:09.390 7
8 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-ホンダRBPT 1:09.779 1:09.383 1:09.500 8
9 55 スペインの旗 カルロス・サインツ ウィリアムズ-メルセデス 1:09.980 1:09.472 1:09.505 9
10 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティンアラムコ-メルセデス 1:09.950 1:09.366 1:09.630 10
11 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1:09.845 1:09.493 n/a 11
12 22 日本の旗 角田裕毅 レッドブル-ホンダRBPT 1:09.954 1:09.622 n/a 12
13 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト キックザウバー-フェラーリ 1:10.037 1:09.622 n/a 13
14 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-ルノー 1:09.894 1:09.637 n/a 14
15 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ-メルセデス 1:09.792 1:09.652 n/a 15
16 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-ルノー 1:10.104 n/a n/a 16
17 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ キックザウバー-フェラーリ 1:10.195 n/a n/a 17
18 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 1:10.197 n/a n/a 18
19 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 1:10.262 n/a n/a PL 1
107% time(Q1のトップタイムから107%): 1:14.191
NC 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティンアラムコ-メルセデス No Time n/a n/a 19 2
出典: [19][20][21][22]
追記
  • ^1 - ベアマンはパルクフェルメ下で年間上限を超えるパワーユニットのエレメント(5基目のICE(エンジン) / TC(ターボチャージャー) / MGU-K / MGU-Hと3基目のCE(コントロールエレクトロニクス)が該当[注 4])に交換したため、決勝はピットレーンからスタートする[24]
  • ^2 - ストロールはQ1でタイムを記録できず107%ルールに抵触したが、スチュワードの裁定により決勝の参加が許可された[25]

決勝

2025年8月31日 15:00 (特記のない出典:[26]

  • 気温21度、路面温度29度、湿度69%、曇、ドライ

レース結果

順位 No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア原因 Grid Pts.
1 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 72 1:38:29.849 1 25
2 1 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダRBPT 72 +1.271 3 18
3 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レーシングブルズ-ホンダRBPT 72 +3.233 4 15
4 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 72 +5.654 5 12
5 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ-メルセデス 72 +6.327 15 10
6 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 72 +9.044 PL 8
7 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティンアラムコ-メルセデス 72 +9.497 19 6
8 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティンアラムコ-メルセデス 72 +11.709 10 4
9 22 日本の旗 角田裕毅 レッドブル-ホンダRBPT 72 +13.597 12 2
10 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 72 +14.063 18 1
11 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-ルノー 72 +14.511 16
12 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-ホンダRBPT 72 +17.063 8
13 55 スペインの旗 カルロス・サインツ 1 ウィリアムズ-メルセデス 72 +17.376 9
14 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ キックザウバー-フェラーリ 72 +19.725 17
15 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト キックザウバー-フェラーリ 72 +21.565 13
16 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ 2 メルセデス 72 +22.029 2 11
17 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-ルノー 72 +23.629 14
18 4 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 64 オイル漏れ 2
Ret 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 52 接触 6
Ret 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン 3 フェラーリ 22 アクシデント 7
優勝スピード(勝者ピアストリの平均速度): 186.758 km/h[27]
ファステストラップ: オスカー・ピアストリ - 1:19.409(45周目)[28][27]
出典: [29][21][27][30]
追記
  • ^† - リタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い。
  • ^1 - サインツはターン1でローソンと接触した件の責任を問われ、10秒のタイムペナルティ(ピットインで消化)とペナルティポイント2点(累積4点)が科せられた[31]
  • ^2 - アントネッリは以下2件のペナルティが科せられ、合計15秒のタイムペナルティを消化しなかったため、レースタイムに15秒加算された。
    • ターン3でルクレールと接触した件の責任を問われ、10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2点(累積4点)[32]
    • ピットレーンの速度違反のため、5秒のタイムペナルティ[33]
  • ^3 - ハミルトンは決勝前のレコノサンスラップダブルイエローフラッグ下及びピットエントリーロードで十分な減速を行わなかったため、次戦イタリアGPでの5グリッド降格ペナルティとペナルティポイント2点(累積2点)が科せられた[34][35]
ラップリーダー
ドライバー 周回数 リードラップ
オスカー・ピアストリ 72周 1-72(全周回)
出典: [36]
  • 太字は最多ラップリーダー

主な記録

第15戦終了時点のランキング

脚注

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