2025年ベルギーグランプリ

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日程 2025年シーズン第13戦
決勝開催日 7月27日
コース長 7.004km
ベルギーの旗 2025年ベルギーグランプリ
レース詳細
日程 2025年シーズン第13戦
決勝開催日 7月27日
開催地 スパ・フランコルシャン
ベルギーの旗 ベルギー リエージュ州 スタヴロ英語版
コース長 7.004km
レース距離 44周 (308.052km)
決勝日天候 雨のち晴(ウェット→ドライ)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:40.562
ファステストラップ
ドライバー イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ
タイム 1:44.861(32周目)
決勝順位
優勝
2位
3位

2025年ベルギーグランプリ(2025ねんベルギーグランプリ、: 2025 Belgian Grand Prix、正式名称: Formula 1 Moët & Chandon Belgian Grand Prix 2025[1])は、2025年のF1世界選手権の第13戦として、2025年7月27日スパ・フランコルシャンで開催された自動車レースベルギーグランプリ)である。

本項目に記載されている時刻は全て現地時間(CEST / UTC+2[注 1])。

タイヤ
ピレリが持ち込んだドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C1、ミディアム(黄):C3、ソフト(赤):C4の組み合わせで、ハードのみ前年より1段階硬いコンパウンドに変更され、ハードとミディアムのコンパウンドが1段階飛ばされる形となった[2][3]
ピレリタイヤの組み合わせ
ドライ用 ウェット用
C1 C3 C4 インターミディエイト フルウェット
(C1)
(ハード)
(C3)
(ミディアム)
(C4)
(ソフト)
(インターミディエイト)
(小雨用)
(フルウェット)
(大雨用)
DRS:2箇所[3]
※( )内は検知ポイント
  • DRS1:ターン4より305m先から(ターン2より240m手前)
  • DRS2:ターン19より30m先から(ターン18より160m手前)
レースフォーマット
2023年以来2年ぶりにスプリントフォーマットで開催される[4]
チーム代表の交代
前戦イギリスGP終了後の7月9日レーシングブルズはチーム代表のローラン・メキースレッドブルのチーム代表に就任し、新たにレーシングディレクターを務めていたアラン・パーメインがチーム代表に就任すると発表した[5]。これに伴い、2005年の参戦開始から20年間レッドブルのチーム代表を務めたクリスチャン・ホーナーCEO及びチーム代表を解任された[6]

エントリー

レギュラードライバー
前戦から変更なし。

フリー走行

FP1

2025年7月25日 12:30 (特記のない出典:[9]

  • 気温21度、路面温度35度、晴、ドライ

トップタイムはマクラーレンオスカー・ピアストリが記録し、レッドブルマックス・フェルスタッペンが0.404秒差の2番手に続く。ピアストリは第1セクターと第3セクターでフェルスタッペンに遅れを取るも、第2セクターはフェルスタッペンより0.9秒上回っており、コーナリング重視のマクラーレンとストレート重視のレッドブルという対象的なセッティングによる差が出た格好となった。角田裕毅は最後にソフトタイヤを履いてアタックしたが、ミディアムタイヤで記録した自己ベストを上回ることができず18番手に終わった。メルセデス勢やレーシングブルズ勢はミディアムタイヤでタイムアタックを行い、今後のセッションに向けてソフトタイヤを温存する作戦を取った。

順位
順位 ドライバー コンストラクター タイム
1 オーストラリアの旗 O.ピアストリ マクラーレン 1:42.022
2 オランダの旗 M.フェルスタッペン レッドブル 1:42.426
3 イギリスの旗 L.ノリス マクラーレン 1:42.526
4 イギリスの旗 G.ラッセル メルセデス 1:42.928
5 モナコの旗 C.ルクレール フェラーリ 1:42.979
出典: [10][11]

  • 注: トップ5まで掲載。

スプリント予選

2025年7月25日 16:30 (特記のない出典:[12]

  • 気温22度、路面温度37度、晴、ドライ

オスカー・ピアストリが2番手のマックス・フェルスタッペンに0.477秒の大差を付け、スプリントのポールポジションを獲得した。なお、ピアストリはSQ2のベストタイムがトラックリミット違反によって抹消となったが、辛うじて10番手でSQ3に進出している。ピアストリのチームメイトであるランド・ノリスが3番手に続く。

2台ともSQ3に進出できたのはマクラーレンハースの2チームのみで、メルセデス勢はSQ1でアンドレア・キミ・アントネッリが最初のアタックでスピンを喫してグラベルトラップでタイヤやフロアにダメージを負い、その後のアタックでタイムが出ず最下位に沈み、ジョージ・ラッセルは13番手でSQ2敗退に終わった。フェラーリルイス・ハミルトンは最終シケインでスピンを喫してタイムを伸ばせず18番手止まりで、SQ1敗退に終わった。角田裕毅はSQ1でトラックリミット違反があったが13番手でSQ2に進出するも、SQ2は12番手に終わり敗退となった。

スプリント予選の結果

順位 No. ドライバー コンストラクター SQ1 SQ2 SQ3 Grid
1 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 1:41.769 1:42.128 1:40.510 1
2 1 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダRBPT 1:42.043 1:41.583 1:40.987 2
3 4 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 1:42.068 1:41.412 1:41.128 3
4 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:42.763 1:41.786 1:41.278 4
5 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 1:42.822 1:41.801 1:41.565 5
6 55 スペインの旗 カルロス・サインツ ウィリアムズ-メルセデス 1:42.776 1:42.051 1:41.761 6
7 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 1:43.024 1:42.019 1:41.857 7
8 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-ルノー 1:43.171 1:41.949 1:41.959 8
9 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レーシングブルズ-ホンダRBPT 1:42.711 1:42.088 1:41.971 9
10 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト キックザウバー-フェラーリ 1:42.806 1:41.901 1:42.176 10
11 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-ホンダRBPT 1:42.897 1:42.169 n/a 11
12 22 日本の旗 角田裕毅 レッドブル-ホンダRBPT 1:42.912 1:42.184 n/a 12
13 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:42.650 1:42.330 n/a 13
14 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティンアラムコ-メルセデス 1:42.427 1:42.453 n/a 14
15 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティンアラムコ-メルセデス 1:42.736 1:42.832 n/a 15
16 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ-メルセデス 1:43.212 n/a n/a 16
17 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ キックザウバー-フェラーリ 1:43.217 n/a n/a 17
18 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1:43.408 n/a n/a 18
19 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-ルノー 1:43.587 n/a n/a PL 1
20 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1:45.394 n/a n/a 19
107% time(SQ1のトップタイムから107%): 1:48.892
出典: [13][14][15][16]
追記
  • ^1 - コラピントはパルクフェルメ下でリアウィングの仕様を変更したため、スプリントはピットレーンからスタートする[17]

スプリント

2025年7月26日 12:00 (特記のない出典:[18]

  • レース距離:15周 - 104.936 km[19]
  • 気温21度、路面温度34度、晴、ドライ

2番手スタートのマックス・フェルスタッペンが、ポールポジションからスタートしたオスカー・ピアストリを1周目のケメルストレートでオーバーテイクして首位に立ってから一度もその座を譲らず、スプリントを制した。3番手スタートのランド・ノリスもその後方でシャルル・ルクレールの先行を許すも、3位の座を取り返してからはルクレール以下を大きく引き離し、3台による僅差での隊列は最後まで続いた。

8番手スタートだったピエール・ガスリーフォーメーションラップ前にマシントラブルが発生し、マシンをピットガレージに入れて応急措置を施し、2周遅れでコースインしたが最終的にリタイアとなった[20]

スプリントの結果

順位 No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア原因 Grid Pts.
1 1 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダRBPT 15 26:37.997 2 8
2 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 15 +0.753 1 7
3 4 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 15 +1.414 3 6
4 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 15 +10.176 4 5
5 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 15 +13.789 5 4
6 55 スペインの旗 カルロス・サインツ ウィリアムズ-メルセデス 15 +14.964 6 3
7 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 15 +18.610 7 2
8 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レーシングブルズ-ホンダRBPT 15 +19.119 9 1
9 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト キックザウバー-フェラーリ 15 +22.183 10
10 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-ホンダRBPT 15 +22.897 11
11 22 日本の旗 角田裕毅 レッドブル-ホンダRBPT 15 +24.551 12
12 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 15 +25.969 13
13 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティンアラムコ-メルセデス 15 +26.595 15
14 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティンアラムコ-メルセデス 15 +29.046 14
15 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 15 +30.175 18
16 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ-メルセデス 15 +30.941 16
17 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 15 +31.981 19
18 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ キックザウバー-フェラーリ 15 +32.867 17
19 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-ルノー 15 +38.072 PL
Ret 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-ルノー 12 水漏れ 8
優勝スピード(勝者フェルスタッペンの平均速度): 236.401 km/h[19]
ファステストラップ: ランド・ノリス - 1:45.914(6周目)[19]
出典: [21][19][16][22]
ラップリーダー
ドライバー 周回数 リードラップ
マックス・フェルスタッペン 15周 1-15(全周回)
出典: [23]
  • 太字は最多ラップリーダー

予選

2025年7月26日 16:00 (特記のない出典:[24]

  • 気温22度、路面温度36度、湿度55%、曇、ドライ

ランド・ノリスが今季4回目のポールポジションを獲得した。2番手にチームメイトのオスカー・ピアストリが続き、マクラーレンフロントローを独占した。スプリントを制したマックス・フェルスタッペンは最後のアタックに入ったターン1の立ち上がりでのミスが響き自己ベストを更新できず4番手、シャルル・ルクレールがフェルスタッペンを上回り3番手を確保した。このセッションから新しいフロアが投入された角田裕毅は第6戦マイアミGP以来7戦ぶりにQ3進出を果たし、レッドブル移籍後最高位の7番手からスタートする[25]

スプリント予選はスピンによりSQ1敗退を喫したアンドレア・キミ・アントネッリルイス・ハミルトンだったが、アントネッリは予選でも振るわず18番手でQ1敗退、ハミルトンもQ1でトラックリミット違反により暫定7番手相当のタイムが抹消され、16番手に沈んだ。両者とフェルナンド・アロンソは予選後のパルクフェルメ下で年間の上限を超えるパワーユニットのエレメント[注 3]を投入し、カルロス・サインツは同じくパルクフェルメ下でマシンセッティングを変更したため、計4台がピットレーンからスタートする[25]

予選結果

順位 No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 4 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 1:41.010 1:40.715 1:40.562 1
2 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 1:41.201 1:40.626 1:40.647 2
3 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:41.635 1:41.084 1:40.900 3
4 1 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダRBPT 1:41.334 1:40.951 1:40.903 4
5 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ-メルセデス 1:41.772 1:41.505 1:41.201 5
6 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:41.784 1:41.254 1:41.260 6
7 22 日本の旗 角田裕毅 レッドブル-ホンダRBPT 1:41.840 1:41.245 1:41.284 7
8 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レーシングブルズ-ホンダRBPT 1:41.572 1:41.281 1:41.310 8
9 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-ホンダRBPT 1:41.748 1:41.297 1:41.328 9
10 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト キックザウバー-フェラーリ 1:41.908 1:41.336 1:42.387 10
11 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 1:41.884 1:41.525 n/a 11
12 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 1:41.617 1:41.617 n/a 12
13 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-ルノー 1:41.800 1:41.633 n/a 13
14 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ キックザウバー-フェラーリ 1:41.844 1:41.707 n/a 14
15 55 スペインの旗 カルロス・サインツ ウィリアムズ-メルセデス 1:41.691 1:41.758 n/a PL 1
16 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1:41.939 n/a n/a PL 2
17 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-ルノー 1:42.022 n/a n/a 15
18 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1:42.139 n/a n/a PL 3
19 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティンアラムコ-メルセデス 1:42.385 n/a n/a PL 4
20 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティンアラムコ-メルセデス 1:42.502 n/a n/a 16
107% time(Q1のトップタイムから107%): 1:48.080
出典: [27][28][29][30]
追記
  • ^1 - サインツはパルクフェルメ下でメカニカル及びエアロダイナミクスのセッティングを変更したため、決勝はピットレーンからスタートする[31][25]
  • ^2 - ハミルトンはパルクフェルメ下で年間上限を超えるパワーユニットのエレメント(5基目のICE(エンジン) / TC(ターボチャージャー) / MGU-K / MGU-H、3基目のES(エナジーストア) / CE(コントロールエレクトロニクス)が該当[注 3])に交換し、サスペンションのセッティングを変更したため、決勝はピットレーンからスタートする[32][33][25]
  • ^3 - アントネッリはパルクフェルメ下で年間上限を超えるパワーユニットのエレメント(5基目のICE / TC / MGU-K / MGU-Hが該当[注 3])に交換したため、決勝はピットレーンからスタートする[34][25]
  • ^4 - アロンソはパルクフェルメ下で年間上限を超えるパワーユニットのエレメント(5基目のICE / TC / MGU-K / MGU-Hが該当[注 3])に交換したため、決勝はピットレーンからスタートする[35][25]

決勝

2025年7月27日 15:00[注 4] (特記のない出典:[36]

  • 気温17度、路面温度24度、湿度90%、雨のち晴、ウェット→ドライ

2番手スタートのオスカー・ピアストリが今季6勝目を挙げた。ポールポジションからスタートしたランド・ノリスが2位に続き、マクラーレンが1-2フィニッシュを達成した。

決勝当日はスパ・フランコルシャン名物の「スパ・ウェザー」に翻弄され、併催されたFIA F3FIA F2にも影響が出た[37]

レース開始前に雨脚が強くなったが、予定通りにフォーメーションラップが開始された。しかし、フォーメーションラップが終わる前に赤旗が出され、各車ピットレーンで天候の回復を待つことになった。1時間20分の中断の後、セーフティカー先導でレースはスタートした。セーフティカーが4周目に退くと、その直後の5周目にケメルストレートでピアストリがノリスをオーバーテイクして首位に浮上した。マクラーレン勢は3位のシャルル・ルクレールとの差を広げていく。

10周目を迎えると路面が乾き出し、12周目にはピットレーンスタートから激しい追い上げを見せ、13位まで順位を上げていたルイス・ハミルトンら4台がミディアムタイヤに交換すると、次の13周目には上位勢を含めた多くのドライバーがミディアムタイヤに交換した。ノリスやアイザック・ハジャーはダブルピットストップを避けるため、1周遅い14周目にタイヤを交換したことでタイムロスし、ハジャーは大きく順位を下げた。一方ハードタイヤに交換したノリスは2位の座を守ったものの、タイムロスとタイヤ交換のミスもあってピアストリとの差が1.5秒から8秒まで広がり、これ以降はピアストリがレースの主導権を握っていく。角田裕毅は本来ならフェルスタッペンとダブルスタックの予定だったが、担当レースエンジニアであるリチャード・ウッドの伝達ミスによってピットタイミングが遅れ、1周7kmのスパではこれが致命的なタイムロスに繋がり大きく順位を下げた。

30周目を過ぎると、下位のドライバーの何台かが2回目のタイヤ交換を行ったが、上位勢は1ストップのまま走り切ることを選択した。レース終盤にはハードタイヤのノリスがミディアムタイヤのピアストリに少しずつ接近し、42周目の時点で3.6秒差まで縮めたが、その直後のターン1のミスで差が広がり、ノリスの猛追もここで終わった。ルクレールもマックス・フェルスタッペンの猛追を受け続けたが3位表彰台を守りきった[37]

角田は入賞圏内の10位を走行中だったピエール・ガスリーの後方をレース終盤まで走り続けたが、雨用にダウンフォースを強めたセッティングではオーバーテイクには至らず、オリバー・ベアマンニコ・ヒュルケンベルグの先行を許してしまい、13位に終わった。

レース結果

順位 No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア原因 Grid Pts.
1 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 44 1:25:22.601 2 25
2 4 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 44 +3.415 1 18
3 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 44 +20.185 3 15
4 1 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダRBPT 44 +21.731 4 12
5 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 44 +34.863 6 10
6 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ-メルセデス 44 +39.926 5 8
7 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 44 +40.679 PL 6
8 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-ホンダRBPT 44 +52.033 9 4
9 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト キックザウバー-フェラーリ 44 +56.434 10 2
10 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-ルノー 44 +1:12.714 13 1
11 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 44 +1:13.145 12
12 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ キックザウバー-フェラーリ 44 +1:13.628 14
13 22 日本の旗 角田裕毅 レッドブル-ホンダRBPT 44 +1:15.395 7
14 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティンアラムコ-メルセデス 44 +1:19.831 16
15 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 44 +1:26.063 11
16 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 44 +1:26.721 PL
17 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティンアラムコ-メルセデス 44 +1:27.924 PL
18 55 スペインの旗 カルロス・サインツ ウィリアムズ-メルセデス 44 +1:32.024 PL
19 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-ルノー 44 +1:35.250 15
20 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レーシングブルズ-ホンダRBPT 43 +1 Lap 8
優勝スピード(勝者ピアストリの平均速度): 216.489 km/h[38]
ファステストラップ: アンドレア・キミ・アントネッリ - 1:44.861(32周目)[39][38]
出典: [40][29][38][41]
ラップリーダー
ドライバー 周回数 リードラップ
ランド・ノリス 6周 1-4, 12-13
オスカー・ピアストリ 38周 5-11, 14-44
出典: [42]
  • 太字は最多ラップリーダー

主な記録

第13戦終了時点のランキング

脚注

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