2025年アゼルバイジャングランプリ

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日程 2025年シーズン第17戦
決勝開催日 9月21日
コース長 6.003 km
アゼルバイジャンの旗 2025年アゼルバイジャングランプリ
レース詳細
日程 2025年シーズン第17戦
決勝開催日 9月21日
開催地 バクー市街地コース
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン バクー
コース長 6.003 km
レース距離 51周 (306.049km)
決勝日天候 曇(ドライ)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:41.117
ファステストラップ
ドライバー オランダの旗 マックス・フェルスタッペン
タイム 1:43.388(50周目)
決勝順位
優勝
2位
3位

2025年アゼルバイジャングランプリ: 2025 Azerbaijan Grand Prix、正式名称: Formula 1 Qatar Airways Azerbaijan Grand Prix 2025[1])は、2025年のF1世界選手権の第17戦として、2025年9月21日バクー市街地コースで開催された自動車レースアゼルバイジャングランプリ)。

本項目に記載されている時刻は全て現地時間(AZT / UTC+4[注 1])。

タイヤ
ピレリが持ち込んだドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C4、ミディアム(黄):C5、ソフト(赤):C6と、前年より1段階ソフト寄りの組み合わせに変更された[2]
ピレリタイヤの組み合わせ
ドライ用 ウェット用
C4 C5 C6 インターミディエイト フルウェット
(C4)
(ハード)
(C5)
(ミディアム)
(C6)
(ソフト)
(インターミディエイト)
(小雨用)
(フルウェット)
(大雨用)
DRS:2箇所[2]
※( )内は検知ポイント
  • DRS1:ターン2より54m先から(ターン2より手前のSC2)
  • DRS2:ターン20より347m先から(ターン20)
コンストラクターズ・チャンピオンシップの行方
ランキング首位のマクラーレンは前戦イタリアGP終了時点で617点を獲得しており、同2位のフェラーリ(280点)に337点の大差を付けている。本GPから最終戦アブダビGPまでに8回のレースと3回のスプリントが行われるため、最大獲得ポイントは389点となる。これにより、数字上は4位のレッドブルまでタイトル獲得の可能性がある状態となっている。本GPでフェラーリが9点以上、メルセデスが12点以上、レッドブルが33点以上ポイントを獲得すれば、マクラーレンのタイトル決定は次戦シンガポールGPに持ち越されるが、各チームがその条件を満たさない場合、マクラーレンが2年連続10回目となるコンストラクターズタイトルを獲得する。なお、7戦を残してタイトル獲得が決まった場合、F1史上最速でコンストラクターズタイトルを獲得することとなる[3]

エントリー

レギュラードライバー
前戦から変更なし。

フリー走行

FP1

2025年9月19日 12:30 (特記のない出典:[6]

  • 気温25、路面温度32度、晴、ドライ

開始15分でターン15の縁石がマシンの走行によって破損し、その修復と安全確認のため25分間中断された。ハプニングがあったが、コンストラクターズタイトルを目指すマクラーレン勢がこのコースでも速く、ランド・ノリスが唯一の1分42秒台をマークした。バクーで4年連続のポールポジションを獲得しているシャルル・ルクレールが3番手に続いた。

FP2

2025年9月19日 16:00 (特記のない出典:[7]

  • 気温25度、路面温度32度、曇、ドライ

FP3

2025年9月20日 12:30 (特記のない出典:[8]

  • 気温22度、路面温度34度、曇、ドライ

各セッションの順位

予選

2025年9月20日 16:00 (特記のない出典:[15]

  • 気温21度、路面温度28度、湿度62%、晴、ドライ

赤旗が6回も出される大荒れの展開となった予選はマックス・フェルスタッペンが2戦連続で今季6回目のポールポジションを獲得した。カルロス・サインツウィリアムズ移籍後初の2番手、リアム・ローソンも自己最高の3番手を獲得し、角田裕毅レッドブル移籍後最高の6番手と健闘する中、タイトル獲得を目前にしたマクラーレン勢はランド・ノリスが7番手、オスカー・ピアストリはQ3最初のアタック中にクラッシュを喫してしまい9番手に沈んだ。

予選結果

順位 No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 1 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダRBPT 1:41.331 1:41.255 1:41.117 1
2 55 スペインの旗 カルロス・サインツ ウィリアムズ-メルセデス 1:42.635 1:41.675 1:41.595 2
3 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-ホンダRBPT 1:42.257 1:41.537 1:41.707 3
4 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1:42.247 1:41.464 1:41.717 4
5 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:41.646 1:41.455 1:42.070 5
6 22 日本の旗 角田裕毅 レッドブル-ホンダRBPT 1:42.347 1:41.788 1:42.143 6
7 4 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 1:41.322 1:41.396 1:42.239 7
8 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レーシングブルズ-ホンダRBPT 1:41.656 1:41.647 1:42.372 8
9 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ マクラーレン-メルセデス 1:41.839 1:41.414 DNF[注 2] 9
10 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:41.458 1:41.519 DNF[注 2] 10
11 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ アストンマーティンアラムコ-メルセデス 1:42.211 1:41.857 n/a 11
12 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1:41.821 1:42.183 n/a 12
13 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト キックザウバー-フェラーリ 1:42.511 1:42.277 n/a 13
14 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティンアラムコ-メルセデス 1:42.101 1:43.061 n/a 14
15 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 1:42.666 DNF[注 2] n/a 15
16 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-ルノー 1:42.779 n/a n/a 16
17 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ キックザウバー-フェラーリ 1:42.916 n/a n/a 17
18 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-ルノー 1:43.139 n/a n/a 18
19 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ-メルセデス 1:43.778 n/a n/a 19
107% time(Q1のトップタイムから107%): 1:48.414
DSQ 31 フランスの旗 エステバン・オコン 1 ハース-フェラーリ No time1 n/a n/a 20 1
出典: [16][17][18][19]
追記
  • ^1 - オコンは予選後の車検でリアウィングの柔軟性検査が不合格となったため失格[20][21]。なお、スチュワードの裁定によって決勝への参加は許可された[22]

決勝

2025年9月21日 15:00 (特記のない出典:[23]

  • 気温21度、路面温度27度、湿度60%、曇、ドライ

マックス・フェルスタッペンポール・トゥ・ウィンの完勝で連勝し、今季4勝目を挙げた。かつ、ファステストラップと全周回ラップリーダーも記録し、ルイス・ハミルトンに並ぶ歴代2位となる通算6度目のグランドスラムも達成した[24]

メルセデス勢はこの週末に体調不良を抱えていたジョージ・ラッセルが2位、アンドレア・キミ・アントネッリが4位に入り、フェラーリを抜いてコンストラクターズランキング2位に浮上した[25]カルロス・サインツウィリアムズ移籍後最高順位の3位となり、チームに2021年ベルギーGPのラッセル(2位)以来となる4年ぶりの表彰台をもたらした[26][注 3]

このレースの結果次第でコンストラクターズタイトルが決まるマクラーレンだったが、オスカー・ピアストリがスタートで大きく出遅れた上、その直後のターン6で単独クラッシュを喫してしまいセーフティカーが出動した。このアクシデントにより、本GPでコンストラクターズタイトルを獲得する可能性は事実上潰えた。なおランド・ノリスは後述の事情により7位に終わったが、ドライバーズタイトル争いはランキング首位のピアストリとの差を6点縮め、25点差となった[27]

フェルスタッペンはラッセルに大差を付け、タイヤ交換でも首位を明け渡すこともないまま独走した。角田裕毅は5位のリアム・ローソンを先頭としたDRSトレインにはまってしまい、後ろを走っていたノリス、ハミルトン、シャルル・ルクレールも角田と同様にローソンのDRSトレインを最後まで走り続けるしかなかった。角田はローソンを最後まで抜くことはできなかったが、レッドブル移籍後最高順位の6位でフィニッシュした[28]

レース結果

順位 No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア原因 Grid Pts.
1 1 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダRBPT 51 1:33:26.408 1 25
2 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル メルセデス 51 +14.609 5 18
3 55 スペインの旗 カルロス・サインツ ウィリアムズ-メルセデス 51 +19.199 2 15
4 12 イタリアの旗 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 51 +21.760 4 12
5 30 ニュージーランドの旗 リアム・ローソン レーシングブルズ-ホンダRBPT 51 +33.290 3 10
6 22 日本の旗 角田裕毅 レッドブル-ホンダRBPT 51 +33.808 6 8
7 4 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-メルセデス 51 +34.227 7 6
8 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン フェラーリ 51 +36.310 12 4
9 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 51 +36.774 10 2
10 6 フランスの旗 アイザック・ハジャー レーシングブルズ-ホンダRBPT 51 +38.982 8 1
11 5 ブラジルの旗 ガブリエル・ボルトレト キックザウバー-フェラーリ 51 +1:07.606 13
12 87 イギリスの旗 オリバー・ベアマン ハース-フェラーリ 51 +1:08.262 15
13 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン 1 ウィリアムズ-メルセデス 51 +1:12.870 1 19
14 31 フランスの旗 エステバン・オコン ハース-フェラーリ 51 +1:17.580 20
15 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ 2 アストンマーティンアラムコ-メルセデス 51 +1:18.707 11
16 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ キックザウバー-フェラーリ 51 +1:20.237 17
17 18 カナダの旗 ランス・ストロール アストンマーティンアラムコ-メルセデス 51 +1:36.392 14
18 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー アルピーヌ-ルノー 50 +1 Lap 18
19 43 アルゼンチンの旗 フランコ・コラピント アルピーヌ-ルノー 50 +1 Lap 16
Ret 81 オーストラリアの旗 オスカー・ピアストリ 3 マクラーレン-メルセデス 0 アクシデント 3 9
優勝スピード(勝者フェルスタッペンの平均速度): 196.520 km/h[29]
ファステストラップ: マックス・フェルスタッペン - 1:43.388(50周目)[30][29]
出典: [31][18][29][32]
追記
  • ^1 - アルボンはターン5でコラピントと接触した件の責任を問われ、10秒のタイムペナルティ(ペナルティ未消化のため、レースタイムに10秒加算)とペナルティポイント2点(累積4点)が科せられた[33]
  • ^2 - アロンソは不正スタートを犯したため、5秒のタイムペナルティ(ピットインで消化)が科せられた[34]
  • ^3 - ピアストリは不正スタートを犯したため、5秒のタイムペナルティ(裁定前にリタイアしたため、ペナルティを消化できず)が科せられた[35]
ラップリーダー
ドライバー 周回数 リードラップ
マックス・フェルスタッペン 51周 1-51(全周回)
出典: [36]
  • 太字は最多ラップリーダー

主な記録

第17戦終了時点のランキング

脚注

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