2017年アゼルバイジャングランプリ

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日程 2017年シーズン第8戦
決勝開催日 6月25日
コース 市街地サーキット
アゼルバイジャンの旗 2017年アゼルバイジャングランプリ
レース詳細
日程 2017年シーズン第8戦
決勝開催日 6月25日
開催地 バクー市街地コース
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン バクー
コース 市街地サーキット
コース長 6.003km
レース距離 51周(306.349km)
決勝日天候 晴(ドライ)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:40.593
ファステストラップ
ドライバー ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル
タイム 1:43.441 (Lap 47) (ラップレコード)
決勝順位
優勝
2位
3位

2017年アゼルバイジャングランプリ (2017 Azerbaijan Grand Prix) は、2017年のF1世界選手権第8戦として、2017年6月25日バクー市街地コースで開催された。

正式名称は「2017 FORMULA 1 AZERBAIJAN GRAND PRIX」。

バクー市街地コースでのF1開催は前年に続き2回目だが、前回はヨーロッパグランプリとして開催されたため、アゼルバイジャングランプリとしては初開催となる[1]

このレースでピレリが供給するドライタイヤのコンパウンドは、スーパーソフト、ソフト、ミディアムの3種類[2]

カルロス・サインツJr.は前戦カナダGPの決勝でフェリペ・マッサと接触し、3グリッド降格が科されている[3][4]

6月21日ザウバーはチーム代表兼CEOモニシャ・カルテンボーンの退任を発表した[5]

このレースより、ブルーフラッグ(青旗)に関するルールが変更された。バックマーカー(周回遅れ)とのギャップがこれまでの1.0秒ではなく、1.2秒になったときに正式な警告を行う[6]。また、FIAは、オイルを燃料として燃焼してパワー向上を得るという違反行為をさらに厳しく取り締まる意向を全チームに対して示した[7]

ホンダはトラブルが続くMGU-Hを交換、それに伴い新たなターボチャージャーも投入する。ともに6基目となるため、マクラーレンフェルナンド・アロンソストフェル・バンドーンはグリッド降格ペナルティを受けることになった[8]

フリー走行

開催日時は現地時間 (UTC+4、以下同じ)。

1回目

2017年6月23日 13:00

気温27度、路面温度53度、晴天のドライコンディション。マクラーレンはアロンソのみ新スペックのエンジン(ICE)を投入した。開始から40分は多くのドライバーがミディアムで走り、長いストレートに合わせたロードラッグ仕様空力パッケージを使用している。40分経過時点でのトップはルイス・ハミルトンで1:45.497。以後は多くのチームがスーパーソフトを履く中、フェラーリ勢はソフトで走行していく。14時10分、セルジオ・ペレスがターン8でクラッシュ。右リアサスペンションがもぎ取れるほどのダメージを受けたためセッションは赤旗中断となり、残り6分でセッションが再開された。トップタイムはマックス・フェルスタッペンの1:44.410で、前年のトップタイムを2秒上回った。チームメイトのダニエル・リカルドが2番手に続いている[9]

2回目

2017年6月23日 17:00

気温28度、路面温度44度、晴天のドライコンディション。1回目にクラッシュしたペレスは修復作業がセッション開始までに間に合った。30分が経過したところでターン15出口のバリアをダニール・クビアトがかすめ、バリアに巻かれている広告看板のフィルムが剥がれてコース上に撒かれてしまい、バーチャルセーフティカー(VSC)が導入された。17時55分にセッションは再開されるが、その直後にアロンソが「エンジン、エンジン!」と叫び、右側から白煙を上げてターン16にストップした。しかしギアボックスのトラブルであったことが後に判明する。セッション終了直前にフェルスタッペンがクラッシュし、セッションは実質的に終了となった。しかし、フェルスタッペンはこのセッションでもトップタイム(1:43.362)を出している[10]

3回目

2017年6月24日 14:00

気温26度、路面温度56度、晴天のドライコンディション。大半のドライバーがスーパーソフトを装着する。ジョリオン・パーマーはマシンが出火して僅か7分でセッションを終えた。20分、バルテリ・ボッタスが1:43.720のトップタイムをソフトタイヤで記録する。セッション後半、セバスチャン・ベッテルがコースインした直後にトラブルが発生する。残り20分、スーパーソフトを装着したハミルトンが1:43.348のトップタイムを記録し、ボッタスもスーパーソフトで自己ベストを更新し2位につける。残り10分にキミ・ライコネンが1:42.837のトップタイムを出すが、すぐにボッタスが1:42.742の自己ベストで更新する。セッション終盤、フェルスタッペンが電気系のトラブルでストップした[11]

予選

2017年6月24日 17:00

ハミルトンがアイルトン・セナを抜き単独2位となる通算66回目のポールポジションを獲得した。

経過

気温26度、路面温度47度、晴天のドライコンディションで行われた[12]

Q1
フリー走行3回目(FP3)でトラブルが発生したベッテルはパワーユニットを交換、フェルスタッペンはマシン修復が間に合い予選に臨んだが、パーマーはマシン修復が間に合わず予選出走を見合わせた。既にグリッド降格が決まっているマクラーレンの2台もパワーユニット(ICE、TC、MGU-H、MGU-K)を交換、アロンソは旧スペックに戻し、バンドーンはギアボックス交換も行った。セッション開始とともに一斉にコースイン、全車スーパーソフトを使用している。ハミルトンが1:42.384でトップに立ち、0.160秒差でフェルスタッペンが続く。この2人に続くタイムを出したエステバン・オコンは、左側を壁にタッチさせてしまった。2回目のアタックでハミルトンはさらにタイムを伸ばす。フェルスタッペンが2位をキープし、リカルドが4位とレッドブル勢が好調ぶりをアピールした。
Q2
セッション開始直後から全車スーパーソフトを投入する。ハミルトンがトップに立ち、ボッタスも続く。フェルスタッペンはパワー低下を訴えタイムが伸びず4位に終わる。上位陣は無難にアタックを終え、首位ハミルトンから6位リカルドまでが1秒以内の僅差だった。上位3チームの他、ウィリアムズフォース・インディアがQ3進出を決め、ニコ・ヒュルケンベルグはセッション終了を待たずしてマシンを降り、14位でQ2敗退となった。
Q3
1回目のアタックでボッタスは僅かにターン8で右リアをバリアに接触させるもトップタイムを記録、ハミルトンはターン16でタイヤをロックさせてしまい2位、フェルスタッペンが3位に続く。2回目のアタックを行っている最中、リカルドがターン6でクラッシュし、残り3分33秒で赤旗中断となる。18時5分に再開され、リカルドを除く各車が最後のアタックを行い、ハミルトンがボッタスを逆転しポールポジションを決めた。ウィリアムズのランス・ストロールは初めてチームメイトのフェリペ・マッサを上回るグリッドを獲得した。

結果

Pos. No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:41.983 1:41.275 1:40.593 1
2 77 フィンランドの旗 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:43.026 1:41.502 1:41.027 2
3 7 フィンランドの旗 キミ・ライコネン フェラーリ 1:42.678 1:42.090 1:41.693 3
4 5 ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:42.952 1:41.911 1:41.841 4
5 33 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-タグ・ホイヤー 1:42.544 1:41.961 1:41.879 5
6 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス フォース・インディア-メルセデス 1:43.162 1:42.467 1:42.111 6
7 31 フランスの旗 エステバン・オコン フォース・インディア-メルセデス 1:43.051 1:42.751 1:42.186 7
8 18 カナダの旗 ランス・ストロール ウィリアムズ-メルセデス 1:43.613 1:42.284 1:42.753 8
9 19 ブラジルの旗 フェリペ・マッサ ウィリアムズ-メルセデス 1:43.165 1:42.735 1:42.798 9
10 3 オーストラリアの旗 ダニエル・リカルド レッドブル-タグ・ホイヤー 1:42.857 1:42.215 1:43.414 10
11 26 ロシアの旗 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1:42.927 1:43.186 11
12 55 スペインの旗 カルロス・サインツ トロ・ロッソ 1:43.489 1:43.347 15 1
13 20 デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン ハース-フェラーリ 1:44.029 1:43.796 12
14 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:43.930 1:44.267 13
15 94 ドイツの旗 パスカル・ウェーレイン ザウバー-フェラーリ 1:44.317 1:44.603 14
16 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ マクラーレン-ホンダ 1:44.334 19 2
17 8 フランスの旗 ロマン・グロージャン ハース-フェラーリ 1:44.468 16
18 9 スウェーデンの旗 マーカス・エリクソン ザウバー-フェラーリ 1:44.795 17
19 2 ベルギーの旗 ストフェル・バンドーン マクラーレン-ホンダ 1:45.030 18 3
107% time: 1:49.121
NC 30 イギリスの旗 ジョリオン・パーマー ルノー no time 20 4
ソース[13][14]
追記
  • ^1 - サインツは前戦カナダGP決勝でマッサとの接触を引き起こしたため3グリッド降格[3][4]
  • ^2 - アロンソは規定の4基を超えるパワーユニット交換2回(FP1で6基目のターボチャージャーとMGU-H、FP3で7基目のターボチャージャーとMGU-H及び5基目のエンジンとMGU-K)のため、合計40グリッド降格[8][15][16][17]
  • ^3 - バンドーンは規定の4基を超えるパワーユニット交換2回(FP1で6基目のターボチャージャーとMGU-H、FP3で7基目のターボチャージャーとMGU-H)とFP3でのギアボックス交換のため、合計35グリッド降格[8][15][18][19][20]
  • ^4 - パーマーは予選に出走できなかったが、スチュワードの判断により決勝への出走が許可され最後尾スタートとなった[21][22]

決勝

第8戦終了時点のランキング

脚注

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