2017年ロシアグランプリ

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日程 2017年シーズン第4戦
決勝開催日 4月30日
コース 恒久的レース施設および市街地コース
ロシアの旗 2017年ロシアグランプリ
レース詳細
日程 2017年シーズン第4戦
決勝開催日 4月30日
開催地 ソチ・オートドローム
ロシアの旗 ロシア クラスノダール地方 ソチ 
コース 恒久的レース施設および市街地コース
コース長 5.848km
レース距離 52周(303.896km)
※当初の予定は53周(309.754km)
決勝日天候 晴(ドライ)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:33.194
ファステストラップ
ドライバー フィンランドの旗 キミ・ライコネン
タイム 1:36.844(Lap 49)
決勝順位
優勝
2位
3位

2017年ロシアグランプリ (2017 Russian Grand Prix) は、2017年のF1世界選手権第4戦として、2017年4月30日ソチ・オートドロームで開催された。

この年からロシアの為替銀行VTBが冠スポンサーとなったため、正式名称は「2017 FORMULA 1 VTB RUSSIAN GRAND PRIX」となっている[1]

このレースでピレリが供給するドライタイヤのコンパウンドは、ソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトの3種類。決勝ではソフトかスーパーソフトのいずれか1セットの使用が義務付けられ、予選Q3タイヤとしてウルトラソフトが指定された[2]。なお、本戦については2月27日のプレシーズンテスト開始前に選択期限を迎えるため[3]、全ドライバー共通のタイヤセットが供給される(ドライバー側での選択不可)[4]

カルロス・サインツJr.は、前戦バーレーンGPの決勝でランス・ストロールに追突した件で、3グリッド降格ペナルティが科されている[5][6]

FIAは、ドライバーがコーナーをショートカットするのを防止するためターン2にスピードバンプを設置し、縁石も同様に変更した[7]

フリー走行

開催日時は現地時間 (UTC+3、以下同じ)。

1回目

2017年4月28日 11:00

気温19度、路面温度33度、快晴のドライコンディション。ルノーはこのセッションにて地元ロシア出身のセルゲイ・シロトキンニコ・ヒュルケンベルグに代えて起用した。そのシロトキンが開始11分にMGU-Kのトラブルでストップ、再起動がうまく行かずマーシャルにコース外へ押し出された。ハースは前年から不調続きだったブレンボに代えてカーボン・インダストリーズ製のブレーキをトライしたが、冷却ダクトのテーピングを外すために緊急ピットインするシーンがあった。12時5分にターン2手前のストレートエンドでエステバン・オコンのリアカウルが外れて破片が飛び散り、その処理のために赤旗が提示された。すぐに路面は清掃され、12時9分にセッション再開[8]。残り5分でストフェル・バンドーンが「ノーパワー!」と訴えてピットイン。MGU-Kのトラブルと判明し、セッション終了後にホンダはエナジーストア(ES)とエンジン(ICE)を除くすべてのコンポーネントを積み替えた。これでMGU-Hとターボは早くも5基目となり、合計15グリッド降格が決まった[9]。トップタイムはキミ・ライコネン(1:36.074)[10]

2回目

2017年4月28日 15:00

気温22度、路面温度40度、午前同様快晴のドライコンディション。セッション序盤、メルセデス勢がスーパーソフトでタイムを出したが、20分を過ぎるとフェラーリ勢がウルトラソフトでタイムを更新する。メルセデス勢もウルトラソフトを投入するが、タイヤのウォームアップに苦労してフェラーリ勢を上回ることができない。マックス・フェルスタッペンはターン5であわやウォールにクラッシュという場面があり、16時9分には「パワーを失った」と訴え、ターン16の立ち上がりでエンジンが止まってしまった。セッション後半はチームでウルトラソフトとスーパーソフトを分けて使用し、ロングランのデータ収集に専念したため、タイムの更新はなかった[11]。トップタイムはセバスチャン・ベッテル(1:34.120)[12]

3回目

2017年4月29日 12:00

気温20度、路面37度、ドライコンディション。セッション中盤にルノーのジョリオン・パーマーのマシンに異常が発生、ガレージに戻りそのままノータイムとなった。ルノーは予選前にパーマーのパワーユニットを交換した。セッション終盤にはレッドブルダニエル・リカルドがコース上でストップしたが、エンジンを再始動させて自走でピットへ戻った[13]。トップタイムはベッテル(1:34.001)[14]

予選

2017年4月29日 15:00

ベッテルが2015年シンガポールグランプリ以来のポールポジションを獲得。チームメイトのライコネンが2位に続き、フェラーリは2008年フランスグランプリ以来のフロントー独占となった[15]。メルセデスの連続ポールポジションは18でストップした。

経過

気温21度、路面温度40度、快晴のドライコンディションで行われた。

Q1
各車ウルトラソフトでアタックする中、フェラーリ勢のみスーパーソフトでタイムアタックを行う。メルセデス勢が1-2位、フェラーリ勢は3-4位となる。セッション終了直前にパーマーがターン4イン側のソーセージをヒットしてバランスを崩し、アウト側のウォールにクラッシュ。パスカル・ウェーレインもターン13のブレーキングでリアが流れてスピンオフを喫し、そのままセッションは終了した。この影響でタイムを出せなかったマーカス・エリクソンロマン・グロージャンはQ1敗退となった[16]
Q2
Q1でクラッシュしたパーマーのマシン撤去作業が続けられ、ダブルイエローが振られている中でスタートした。フェラーリ勢を含めた全車ウルトラソフトを使用してタイムアタックに臨む。1-4位となったメルセデス勢とフェラーリ勢はこれが決勝でのスタートタイヤとなるため、早々にピットへ戻っている[16]
Q3
開始直後にコースインしたルイス・ハミルトンニコ・ヒュルケンベルグがウォームアップラップで交錯し、ハミルトンが「彼は危険なドライビングをしている」と不満を訴えた。最初のアタックでライコネンが1分33秒253でトップに立ち、ボッタスが0.036秒の僅差で2位に続く。ベッテルは0.173秒差で3位、ハミルトンは1.211秒差で4位[16]。残り3分で全10台が新品のウルトラソフトを履いて最後のアタックに臨む。最初にチェッカーを受けたライコネンがタイムを更新できなかった一方、細かくタイムを削ったベッテルがチームメイトを0.059秒上回ってポールポジションを獲得。メルセデス勢はフェラーリのペースに匹敵できず、ボッタスが3番手、ハミルトンは4番手に終わった[17]

結果

Pos. No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 5 ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:34.493 1:34.038 1:33.194 1
2 7 フィンランドの旗 キミ・ライコネン フェラーリ 1:34.953 1:33.663 1:33.253 2
3 77 フィンランドの旗 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:34.041 1:33.264 1:33.289 3
4 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:34.409 1:33.760 1:33.767 4
5 3 オーストラリアの旗 ダニエル・リカルド レッドブル-タグ・ホイヤー 1:35.560 1:35.483 1:34.905 5
6 19 ブラジルの旗 フェリペ・マッサ ウィリアムズ-メルセデス 1:35.828 1:35.049 1:35.110 6
7 33 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-タグ・ホイヤー 1:35.301 1:35.221 1:35.161 7
8 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:35.507 1:35.328 1:35.285 8
9 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス フォース・インディア-メルセデス 1:36.185 1:35.513 1:35.337 9
10 31 フランスの旗 エステバン・オコン フォース・インディア-メルセデス 1:35.372 1:35.729 1:35.430 10
11 55 スペインの旗 カルロス・サインツ トロ・ロッソ 1:35.827 1:35.948 14 1
12 18 カナダの旗 ランス・ストロール ウィリアムズ-メルセデス 1:36.279 1:35.964 11
13 26 ロシアの旗 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1:35.984 1:35.968 12
14 20 デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン ハース-フェラーリ 1:36.408 1:36.017 13
15 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ マクラーレン-ホンダ 1:36.353 1:36.660 15
16 30 イギリスの旗 ジョリオン・パーマー ルノー 1:36.462 16
17 2 ベルギーの旗 ストフェル・バンドーン マクラーレン-ホンダ 1:37.070 20 2
18 94 ドイツの旗 パスカル・ウェーレイン ザウバー-フェラーリ 1:37.332 17
19 9 スウェーデンの旗 マーカス・エリクソン ザウバー-フェラーリ 1:37.507 18
20 8 フランスの旗 ロマン・グロージャン ハース-フェラーリ 1:37.620 19
107% time: 1:40.623
ソース[18]
追記
  • ^1 - サインツは前戦バーレーンGPでストロールとの接触を引き起こしたため3グリッド降格[5][6]
  • ^2 - バンドーンはFP2開始前に5基目のMGU-Hとターボへ交換したため15グリッド降格[9][19]

決勝

第4戦終了時点のランキング

脚注

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