2019年ベルギーグランプリ

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日程 2019年シーズン第13戦
決勝開催日 9月1日
コース長 7.004km
ベルギーの旗 2019年ベルギーグランプリ
レース詳細
日程 2019年シーズン第13戦
決勝開催日 9月1日
開催地 スパ・フランコルシャン
ベルギーの旗 ベルギー スパ
コース長 7.004km
レース距離 44周(308.052km)
決勝日天候 曇(ドライ)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:42.519
ファステストラップ
ドライバー ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル
タイム 1:46.409 (36周目)
決勝順位
優勝
2位
3位

2019年ベルギーグランプリ (2019 Belgian Grand Prix) は、2019年のF1世界選手権第13戦として、2019年9月1日スパ・フランコルシャンで開催された。

正式名称は「Formula 1 Johnnie Walker Belgian Grand Prix 2019[1]

タイヤ
本レースでピレリが用意するドライタイヤのコンパウンドは、ハード(白):C1、ミディアム(黄):C2、ソフト(赤):C3の硬い組み合わせ[2]
サマーブレイク中の動向
2020年シーズンの動向
パワーユニット(PU)
後半戦の開始とともに、各エンジンメーカーがアップグレードを行ったPUを新たに投入した。

エントリーリスト

レッドブルは、トロ・ロッソアレクサンダー・アルボンを昇格させ、アルボンと入れ替わる形でピエール・ガスリーがトロ・ロッソに降格する[13]

アルファロメオキミ・ライコネン肉離れを起こしたため、リザーブドライバーでインディカー・シリーズに参戦中のマーカス・エリクソンをアメリカから急遽呼び寄せて待機させる[14][15]

ウィリアムズニコラス・ラティフィを3度目のFP1に出走させる[16]

フリー走行

FP1(金曜午前)[18]
快晴の中セッションがスタートした。開始18分にルイス・ハミルトンが無線で「パワーがない」と訴えてスローダウン。なんとかピットへ戻り、スローダウンの原因がスロットルペダルの不具合と判明し、すぐに交換作業が行われる。30分過ぎにランス・ストロールのエンジンカウルが剥がれ飛んで破片が散乱したため、バーチャルセーフティカー(VSC)が発動された。VSC解除後、レッドブルマックス・フェルスタッペンがトップタイムを出し、新たなチームメイトとなったアレクサンダー・アルボンも3番手のタイムを出す。その後、シャルル・ルクレールセバスチャン・ベッテルフェラーリ勢が相次いでトップタイムを更新し、アルボンはフェルスタッペンを上回った。ハミルトンは残り30分になってミディアムタイヤでチームメイトのバルテリ・ボッタスとともに周回を重ね始めたが、何度もコースを飛び出し「タイヤがすぐにオーバーヒートしてしまう」と無線で訴えるなど精彩を欠いた。フェルスタッペンはアルボンを上回ったが、フェラーリ勢には及ばず3番手、アルボンは4番手で終えた。トップタイムはベッテルの1分44秒574[19]
FP2(金曜午後)[20]
午後も「スパ・ウェザー」[注 2]とは無縁の青空のもと、各車決勝を見据えたロングラン走行を始める。フェルスタッペンは26分に「パワーがない」と訴えてピットに戻った。ただし、この時搭載されていたホンダのPUはマイレージを多く重ねたものであり、翌日には他のものに載せ替えるとしている[21]。セッション終了5分前にレーシング・ポイントセルジオ・ペレスのPUにトラブルが発生し、煙を出してマシンを止めたため赤旗が出され、セッションはそのまま終了した。ペレスのメルセデスPUは前述の通り本レースから投入された新スペックのものであり、メルセデスPU使用チーム(メルセデス[注 3]、レーシング・ポイント、ウィリアムズ)にとって懸念材料となった。なお、ペレスのPUは旧スペックに戻されたため、ペナルティは科されない[22]。トップタイムはルクレールの1分44秒123で、ベッテルが2番手で午前に続いてフェラーリ勢の1-2、メルセデス勢が3-4番手に続いたが、フェルスタッペンはPUトラブルに見舞われたペレスを下回り6番手、アルボンは10番手に終わっている[23]
同日、レーシング・ポイントはペレスと3年契約を結び、2022年までチームに留まり、2020年もストロールとのコンビ継続が決定した[24]
FP3(土曜午前)[25]
新たに「Cスペック」PUを投入したルノーだったが、カスタマーのマクラーレンを含む全4台に対し、この日から旧スペック(スペックB)のPUに戻された。ルノーはCスペックの信頼性の問題ではなく、オーバーテイクが可能なサーキットでペナルティを消化し、新たなPUをプールしておきたかったためだと述べている[11]
土曜日も快晴に恵まれてスタートした。各車インスタレーションラップを行った後にピットへ戻り、15分経過してから再びコースインされ、20分にベッテルがトップタイムを出してフェラーリ勢の1-2体制となる。28分にメルセデス勢もフェラーリ勢に続く3-4番手となったが、ハミルトンがターン12でコースアウトを喫してクラッシュし、赤旗中断となる。マシンは左フロント部分が大きく破損したがモノコックに損傷はなく、チームによると予選開始までにマシンの修復を終える見込みとしている[26]。再開後にルクレールが1分44秒206でベッテルを上回るトップタイムを出した。最終的に4番手となったフェルスタッペンだが、「ブレーキバランスが悪い」と無線で報告するなどセットアップが決まらない状況であった。

予選

2019年8月31日 15:00 CEST(UTC+2)[27]

シャルル・ルクレールがチームメイトで2番手のセバスチャン・ベッテルに0.7秒差の差を付け、今季3度目のポールポジションを獲得した。ベッテルは3番手のルイス・ハミルトンに0.015秒差の僅差で、フェラーリフロントローを独占した。

FP3のクラッシュでマシンを大破させたハミルトンは、Q1開始時までにマシンの修理が間に合わなかったが、ロバート・クビサのエンジンが派手にブローしてマシンを止めたため赤旗中断となり、中断の間にマシンの修復が終わったことで再開後からアタックできた。チームメイトのバルテリ・ボッタスは4番手で、メルセデス勢が2列目を占めた。マックス・フェルスタッペンはQ1の最初のアタックでスローダウンしてノータイムのままピットに戻ったが、すぐに対策を施されてQ1を突破し、最終的に5番手となった[28]。残り1分にアントニオ・ジョヴィナッツィもエンジンブローに見舞われてマシンを止めたため2回目の赤旗が出され、Q1は終了した。

結果

順位 No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 16 モナコの旗 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:43.587 1:42.938 1:42.519 1
2 5 ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:44.109 1:43.037 1:43.267 2
3 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:45.260 1:43.592 1:43.282 3
4 77 フィンランドの旗 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:45.141 1:43.980 1:43.415 4
5 33 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダ 1:44.622 1:44.132 1:43.690 5
6 3 オーストラリアの旗 ダニエル・リカルド ルノー 1:45.560 1:44.103 1:44.257 10 1
7 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:45.899 1:44.549 1:44.542 12 2
8 7 フィンランドの旗 キミ・ライコネン アルファロメオ-フェラーリ 1:45.842 1:44.140 1:44.557 6
9 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス レーシング・ポイント-BWTメルセデス 1:45.732 1:44.707 1:44.706 7
10 20 デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン ハース-フェラーリ 1:45.839 1:44.738 1:45.086 8
11 8 フランスの旗 ロマン・グロージャン ハース-フェラーリ 1:45.694 1:44.797 9
12 4 イギリスの旗 ランド・ノリス マクラーレン-ルノー 1:46.154 1:44.847 11
13 18 カナダの旗 ランス・ストロール レーシング・ポイント-BWTメルセデス 1:46.000 1:45.047 16 3
14 23 タイ王国の旗 アレクサンダー・アルボン レッドブル-ホンダ 1:45.528 1:45.799 17 4
15 99 イタリアの旗 アントニオ・ジョヴィナッツィ アルファロメオ-フェラーリ 1:45.637 No Time 18 5
16 10 フランスの旗 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ-ホンダ 1:46.435 13
17 55 スペインの旗 カルロス・サインツ マクラーレン-ルノー 1:46.507 15 6
18 26 ロシアの旗 ダニール・クビアト トロ・ロッソ-ホンダ 1:46.518 19 7
19 63 イギリスの旗 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ-メルセデス 1:47.548 14
107% time: 1:50.838
NC 88 ポーランドの旗 ロバート・クビサ ウィリアムズ-メルセデス No Time PL 8
ソース:[29][30]
追記
  • ^1 - リカルドはFP1で年間最大基数を超えるパワーユニット交換(5基目のエンジン(ICE))を行ったため5グリッド降格[31]
  • ^2 - ヒュルケンベルグはFP1で年間最大基数を超えるパワーユニット交換(6基目のICE)を行ったため5グリッド降格[32]
  • ^3 - ストロールはFP1で年間最大基数を超えるパワーユニット交換(4基目のICE/ターボチャージャー(TC)/MGU-H)を行い、降格グリッド数が15を超えたため後方グリッドに降格[33]
  • ^4 - アルボンはFP1で年間最大基数を超えるパワーユニット交換(4基目のICE/TC/MGU-H、3基目のMGU-K/エナジーストア(ES)/コントロールエレクトロニクス(CE))を行い、降格グリッド数が15を超えたため後方グリッドに降格[34]
  • ^5 - ジョヴィナッツィは以下のペナルティが科された。
    • 予選後に年間最大基数を超えるパワーユニット交換(4基目のICE/TC/MGU-H/CE)を行い、降格グリッド数が15を超えたため後方グリッドに降格[35]
    • 予選後に6戦以内のギアボックス交換を行ったため5グリッド降格(後方グリッドへの降格が決定したため影響なし)[36]
  • ^6 - サインツは以下のペナルティが科された。
    • FP1で年間最大基数を超えるパワーユニット交換(5基目のICE)を行ったため5グリッド降格[37]
    • 予選後に年間最大基数を超えるパワーユニット交換(4基目のMGU-K/ES)を行ったため10グリッド降格[38]
  • ^7 - クビアトは以下のペナルティが科された。
    • FP1で年間最大基数を超えるパワーユニット交換(5基目のICE/TC/MGU-H、4基目のMGU-K)を行い、降格グリッド数が15を超えたため後方グリッドに降格[39]
    • FP3で6戦以内のギアボックス交換を行ったため5グリッド降格(後方グリッドへの降格が決定したため影響なし)[40]
  • ^8 - クビサはQ1でタイムを記録できなかったが、スチュワードの判断により決勝への出走が許可された[41]。予選後にパルクフェルメを破ってパワーユニット交換と6戦以内のギアボックス交換(5グリッド降格だが影響なし)を行ったため、決勝はピットレーンからスタートする[42][43]

決勝

第13戦終了時点のランキング

脚注

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