2019年オーストリアグランプリ
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| レース詳細 | |||
|---|---|---|---|
|
| |||
| 日程 | 2019年シーズン第9戦 | ||
| 決勝開催日 | 6月30日 | ||
| 開催地 |
レッドブル・リンク | ||
| コース | 恒久的レース施設 | ||
| コース長 | 4.318km | ||
| レース距離 | 71周 (306.452km) | ||
| 決勝日天候 | 晴(ドライ) | ||
| ポールポジション | |||
| ドライバー | |||
| タイム | 1:03.003 | ||
| ファステストラップ | |||
| ドライバー |
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| タイム | 1:07.475 (60周目) | ||
| 決勝順位 | |||
| 優勝 |
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| 2位 | |||
| 3位 | |||
2019年オーストリアグランプリ (2019 Austrian Grand Prix) は、2019年のF1世界選手権第9戦として、2019年6月30日にレッドブル・リンクで開催された。
正式名称は「FORMULA 1 myWorld GROSSER PREIS VON ÖSTERREICH 2019」[1]。
- タイヤ
- 本レースでピレリが用意するドライタイヤのコンパウンドは、ハード(白):C2、ミディアム(黄):C3、ソフト(赤):C4の組み合わせ[2]。前年よりトレッド面(接地面)のゴムが0.4mm薄い本年のタイヤ仕様に苦しむチームが多く、その代表としてレッドブル・レーシングが前年仕様のタイヤに戻すことを提案したが、全10チーム中5チームの賛成にとどまった。なお、タイヤの変更には7チームの賛成が必要である[3]。
エントリーリスト
レギュラーシートについては前戦フランスGPから変更なし。ただし、スクーデリア・フェラーリは当初、たばこ広告の規制違反の回避から「ミッション・ウィノウ(Mission Winnow)」の削除は一時的なものと思われていたが[9]、リスク回避の観点[10]から今回のGPも削除を継続。よって、フェラーリは今回も「Mission Winnow」がないエントリー内容となる。
| チーム | No. | ドライバー | コンストラクター | シャシー | パワーユニット |
|---|---|---|---|---|---|
| 44 | メルセデス | W10 | メルセデス M10 EQ Power+ | ||
| 77 | |||||
| 5 | フェラーリ | SF90 | フェラーリ 064 | ||
| 16 | |||||
| 33 | レッドブル | RB15 | ホンダ RA619H | ||
| 10 | |||||
| 3 | ルノー | R.S.19 | ルノー E-Tech 19 | ||
| 27 | |||||
| 8 | ハース | VF-19 | フェラーリ 064 | ||
| 20 | |||||
| 55 | マクラーレン | MCL34 | ルノー E-Tech 19 | ||
| 4 | |||||
| 11 | レーシング・ポイント | RP19 | BWTメルセデス (メルセデス M10 EQ Power+) | ||
| 18 | |||||
| 7 | アルファロメオ | C38 | フェラーリ 064 | ||
| 99 | |||||
| 26 | トロ・ロッソ | STR14 | ホンダ RA619H | ||
| 23 | |||||
| 63 | ウィリアムズ | FW42 | メルセデス M10 EQ Power+ | ||
| 88 | |||||
| ソース:[11] | |||||
- 追記
フリー走行
- FP1(金曜午前)[12]
- セッション開始前からバルテリ・ボッタスのPUがオイル漏れを起こし、急遽最新仕様の「フェーズ2」から旧仕様の「フェーズ1」に載せ替え[13]、ボッタスは開始30分までにコースインすることができた。1戦遅れてホンダのスペック3のPUを使い始めるアレクサンダー・アルボンにはミスファイアの症状が出た。ボッタスにトラブルがあったもののメルセデス勢が一時1-2体制を築くが、セバスチャン・ベッテルが2番手に割って入った。セッション終了4分前にニコ・ヒュルケンベルグが最終コーナーの縁石にぶつかり、フロントウイングの左半分を失ってコース周辺に破片が飛び散ったため赤旗が出され、セッションはそのまま終了した。トップタイムはルイス・ハミルトンの1分04秒838[14]。
- FP2(金曜午後)[15]
- メルセデス勢が立て続けに最終コーナーでコースオフを喫したが、ここではほとんどダメージは負わなかった。ピエール・ガスリーはターン4で派手にコースを飛び出した。セッション開始から30分を過ぎると、上位勢にアクシデントが立て続けに発生する。まず37分にマックス・フェルスタッペンが最終コーナーで飛び出し、リヤからバリアに突っ込んだ。このクラッシュは突風の影響でリアが突然向きを変えたためだったとフェルスタッペンは語っている[16]。なお、この走行で使用していたホンダPUは「金曜日用」のもので、前戦フランスGPから投入された「スペック3」のPUに影響はない[17]。これにより7分間赤旗中断となるが、再開された直後にボッタスがターン6で挙動を乱し、グラベルを突っ切ってバリアに正面から激突するアクシデントが発生する。ボッタスも自力でコクピットから脱出したが衝撃はフェルスタッペンより大きく、メディカルセンターへ向かった。これにより2度目の赤旗中断となり、7分間の中断の後再開され、その3分後にベッテルが最終コーナーでフェルスタッペンと同じようにコースを飛び出すが、バリア直前で辛うじて止まって3人目のアクシデントは回避し、コースへ復帰していった。トップタイムはシャルル・ルクレールの1分05秒086で、クラッシュを喫したボッタスが2番手、ガスリーが3番手に食い込んだ[18]。
- FP3(土曜午前)[19]
- ホンダは既にグリッド降格が決まっているアレクサンダー・アルボンに対し、さらなるPU交換を実施した。対象は5基目のエンジン(ICE)と、4基目のターボチャージャー(TC)、MGU-H、MGU-Kで、このうちTCとMGU-Hについては今後ペナルティ無しで再使用するための「戦略的交換」である[20][21]。ルノーのヒュルケンベルグもFP3を前に最新型「スペックB」のICEに交換し、これが5基目となりグリッド降格ペナルティを受けることになった[20]。ガスリーが2周を走ったところで「パワーがない」と無線で訴えてピットに戻り、ピットでの作業が終わりコースへ復帰できたのは開始から40分を経過してからであった。ハミルトンはセッション前半、たびたびコースを外れてしまったが、セッション後半に各車予選に向けたアタックを開始すると2番手のタイムを出した。トップタイムはFP2に続いてルクレールで、1分03秒987を記録した。
予選
2019年6月29日 15:00 CEST(UTC+2)[22]
シャルル・ルクレールが自身2度目となるポールポジションを獲得した。一方、チームメイトのセバスチャン・ベッテルはエアプレッシャーラインのトラブルでQ3を走行できず10番手に終わり[23]、フェラーリ勢は明暗が分かれた。ルイス・ハミルトンはルクレールのタイムを上回ることが出来ず2番手、バルテリ・ボッタスは4番手に終わり、メルセデス勢の連勝記録ストップの危機が迫ろうとしている。さらにハミルトンは、Q1でキミ・ライコネンに対して進路を妨害したため、3グリッド降格ペナルティと2シーズンぶりのペナルティポイント加点処分が科された[24]。これにより、メルセデス勢の牙城を崩して3番手となったマックス・フェルスタッペンがフロントローに繰り上がり、ホンダとしては2006年の第4戦サンマリノGP以来のフロントロー獲得となった。一方、チームメイトのピエール・ガスリーは最終アタックでのミスが響き9番手に終わった[25]。なお、Q1でダニール・クビアトの進路を妨害したジョージ・ラッセルも、ハミルトンと同様に3グリッド降格とペナルティポイント1点が科されている[24]。
結果
| 順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 16 | フェラーリ | 1:04.138 | 1:03.378 | 1:03.003 | 1 | |
| 2 | 44 | メルセデス | 1:03.818 | 1:03.803 | 1:03.262 | 4 1 | |
| 3 | 33 | レッドブル-ホンダ | 1:03.807 | 1:03.835 | 1:03.439 | 2 | |
| 4 | 77 | メルセデス | 1:04.084 | 1:03.863 | 1:03.537 | 3 | |
| 5 | 20 | ハース-フェラーリ | 1:04.778 | 1:04.466 | 1:04.072 | 10 2 | |
| 6 | 4 | マクラーレン-ルノー | 1:04.361 | 1:04.211 | 1:04.099 | 5 | |
| 7 | 7 | アルファロメオ-フェラーリ | 1:04.615 | 1:04.056 | 1:04.166 | 6 | |
| 8 | 99 | アルファロメオ-フェラーリ | 1:04.450 | 1:04.194 | 1:04.179 | 7 | |
| 9 | 10 | レッドブル-ホンダ | 1:04.412 | 1:03.988 | 1:04.199 | 8 | |
| 10 | 5 | フェラーリ | 1:04.340 | 1:03.667 | No Time | 9 | |
| 11 | 8 | ハース-フェラーリ | 1:04.552 | 1:04.490 | 11 | ||
| 12 | 27 | ルノー | 1:04.733 | 1:04.516 | 15 3 | ||
| 13 | 23 | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:04.708 | 1:04.665 | 18 4 | ||
| 14 | 3 | ルノー | 1:04.647 | 1:04.790 | 12 | ||
| 15 | 55 | マクラーレン-ルノー | 1:04.453 | 1:13.601 | 19 5 | ||
| 16 | 11 | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:04.789 | 13 | |||
| 17 | 18 | レーシング・ポイント-BWTメルセデス | 1:04.832 | 14 | |||
| 18 | 26 | トロ・ロッソ-ホンダ | 1:05.324 | 16 | |||
| 19 | 63 | ウィリアムズ-メルセデス | 1:05.904 | PL 6 | |||
| 20 | 88 | ウィリアムズ-メルセデス | 1:06.206 | 17 | |||
| 107% time: 1:08.273 | |||||||
| ソース:[26][27] | |||||||
- 追記
- ^1 - ハミルトンはQ1のターン3でライコネンの進路を妨害したため、3グリッド降格とペナルティポイント1点が加算された(合計1点)[24][28]
- ^2 - マグヌッセンはFP3で6戦以内のギアボックス交換を行ったため5グリッド降格[29][30]
- ^3 - ヒュルケンベルグはFP3で規定を超えるパワーユニット交換(5基目のICE)を行ったため5グリッド降格[20][31]
- ^4 - アルボンはFP1とFP3で規定を超えるパワーユニット交換を行い、グリッド降格数が15を超えたため最後尾グリッドに降格
- ^5 - サインツはFP1で規定を超えるパワーユニット交換(4基目のICE、TC、MGU-H、3基目のMGU-K、エナジーストア(ES)、コントロールエレクトロニクス(CE))を行い、グリッド降格数が15を超えたため最後尾グリッドに降格[6][34]
- ^6 - ラッセルはQ1のターン9でクビアトの進路を妨害したため、3グリッド降格とペナルティポイント1点が加算された(合計1点)[24][35]。なお、決勝前にパルクフェルメを破ってフロントウイングを交換したため、ピットレーンからスタートする[36][37]