2025年アメリカグランプリ
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| レース詳細 | |||
|---|---|---|---|
|
| |||
| 日程 | 2025年シーズン第19戦 | ||
| 決勝開催日 | 10月19日 | ||
| 開催地 |
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ | ||
| コース長 | 5.513 km | ||
| レース距離 | 56周(308.405 km) | ||
| 決勝日天候 | 晴(ドライ) | ||
| ポールポジション | |||
| ドライバー | |||
| タイム | 1:32.510 | ||
| ファステストラップ | |||
| ドライバー |
| ||
| タイム | 1:37.577(33周目) | ||
| 決勝順位 | |||
| 優勝 |
| ||
| 2位 | |||
| 3位 | |||
2025年アメリカグランプリ(2025ねんアメリカグランプリ、英: 2025 United States Grand Prix、正式名称: Formula 1 MSC Cruises United States Grand Prix 2025[1])は、2025年のF1世界選手権の第19戦として、2025年10月19日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催された自動車レース(アメリカグランプリ)。
- タイヤ
- ピレリが持ち込んだドライ用タイヤのコンパウンドはハード(白):C1、ミディアム(黄):C3、ソフト(赤):C4の組み合わせで、前年よりハードが1段階固めに変更されたことにより、ハードとミディアムが1段階スキップされた[2][3]。
ピレリタイヤの組み合わせ ドライ用 ウェット用 C1 C3 C4 インターミディエイト フルウェット 
(ハード)
(ミディアム)
(ソフト)
(小雨用)
(大雨用)
※( )内は検知ポイント
- DRS1:ターン11の345m先から(ターン10の150m先)
- DRS2:ターン20の80m先から(ターン18の65m先)
- レースフォーマット
- 前年同様、スプリントが実施される。これに伴い、フリー走行は初日の1回(FP1)のみとなる。
- 特別カラーリング
- アメリカ大陸への上陸に向けて、多くのチームが特別カラーリングを施す。
- マクラーレン:本GP及び次戦メキシコシティGPで、Googleの生成型人工知能チャットボット「Gemini」とのコラボレーションにより、通常のオレンジに虹色が採用され、Geminiのロゴも大きく飾られたデザインをMCL39、レーシングスーツ、ブーツに施す[4]。
- アストンマーティン:タイトルスポンサーのアラムコと初のコラボレーションにより、F1に関する数式をデザインに組み込んだ特別カラーリングをAMR25に施す[5]。
- アルピーヌ:2月にフランコ・コラピント[注 2]との契約に伴い、アルゼンチンのeマーケットプレイス企業メルカド・リブレとパートナーシップ契約を結んだが、同社の新たなキャンペーンを記念し、本GPから第21戦サンパウロGPの3戦に渡って同社を強調するイエローがA525に追加される。
- レーシングブルズ:タイトルスポンサーのキャッシュアップ及び母国出身のミュージュシャンであるシャブージーとのコラボレーションにより、パール調のブラックと琥珀色のトータス(べっ甲)柄をVCARB 02に施す[6]。
- ウィリアムズ:タイトルスポンサーのアトラシアンとのコラボレーションにより、2002年に21世紀以降最高位となるコンストラクターズランキング2位を獲得したFW24のブルーとホワイトの配色を模したデザインをFW47に施す[7]。
エントリー
- レギュラードライバー
- 前戦から変更なし。
| チーム | No. | ドライバー | コンストラクター | シャシー | パワーユニット |
|---|---|---|---|---|---|
| 81 | マクラーレン | MCL39 | メルセデス M16 E Performance | ||
| 4 | |||||
| 16 | フェラーリ | SF-25 | フェラーリ 066/15 | ||
| 44 | |||||
| 1 | レッドブル | RB21 | ホンダ・RBPTH003 | ||
| 22 | |||||
| 63 | メルセデス | F1 W16 | メルセデス M16 E Performance | ||
| 12 | |||||
| 18 | アストンマーティン・アラムコ | AMR25 | メルセデス M16 E Performance | ||
| 14 | |||||
| 10 | アルピーヌ | A525 | ルノー E-Tech RE25 | ||
| 43 | |||||
| 31 | ハース | VF-25 | フェラーリ 066/15 | ||
| 87 | |||||
| 6 | レーシングブルズ | VCARB 02 | ホンダ・RBPTH003 | ||
| 30 | |||||
| 23 | ウィリアムズ | FW47 | メルセデス M16 E Performance | ||
| 55 | |||||
| 27 | キック・ザウバー | C45 | フェラーリ 066/15 | ||
| 5 | |||||
| 出典: [8][9] | |||||
フリー走行
FP1
2025年10月17日 12:30 (特記のない出典:[10])
- 気温29度、路面温度40度、晴、ドライ
FP1の結果
| 順位 | ドライバー | コンストラクター | タイム |
|---|---|---|---|
| 1 | マクラーレン | 1:33.294 | |
| 2 | キック・ザウバー | 1:33.549 | |
| 3 | マクラーレン | 1:33.573 | |
| 4 | アストンマーティン・アラムコ | 1:33.639 | |
| 5 | レッドブル | 1:33.648 | |
| 出典: [11][12] | |||
- 注: トップ5まで掲載。
スプリント予選
2025年10月17日 16:30 (特記のない出典:[13])
- 気温32度、路面温度44度、晴、ドライ
マックス・フェルスタッペンが2番手のランド・ノリスに僅か0.071秒差でポールポジションを獲得した。ノリスのチームメイトであるオスカー・ピアストリは3番手に続き、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが4番手の座を掴んだ。角田裕毅はSQ1でチーム側の判断ミスや[14]各車が前との間隔を広げたいため牛歩戦術を行った煽りを受けたことにより、ラストアタックを行う前にセッションが終了してしまいタイムを上げられず、18番手に沈んだ。
スプリント予選の結果
| 順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | SQ1 | SQ2 | SQ3 | Grid |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | レッドブル-ホンダ・RBPT | 1:33.363 | 1:33.163 | 1:32.143 | 1 | |
| 2 | 4 | マクラーレン-メルセデス | 1:33.224 | 1:33.033 | 1:32.214 | 2 | |
| 3 | 81 | マクラーレン-メルセデス | 1:33.889 | 1:33.371 | 1:32.523 | 3 | |
| 4 | 27 | キック・ザウバー-フェラーリ | 1:34.236 | 1:33.577 | 1:32.645 | 4 | |
| 5 | 63 | メルセデス | 1:34.653 | 1:33.462 | 1:32.888 | 5 | |
| 6 | 14 | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:34.737 | 1:33.951 | 1:32.910 | 6 | |
| 7 | 55 | ウィリアムズ-メルセデス | 1:34.239 | 1:33.652 | 1:32.911 | 7 | |
| 8 | 44 | フェラーリ | 1:34.226 | 1:34.012 | 1:33.035 | 8 | |
| 9 | 23 | ウィリアムズ-メルセデス | 1:34.472 | 1:33.831 | 1:33.099 | 9 | |
| 10 | 16 | フェラーリ | 1:34.913 | 1:33.938 | 1:33.104 | 10 | |
| 11 | 12 | メルセデス | 1:34.414 | 1:34.018 | n/a | 11 | |
| 12 | 6 | レーシングブルズ-ホンダ・RBPT | 1:34.243 | 1:34.241 | n/a | 12 | |
| 13 | 10 | アルピーヌ-ルノー | 1:35.144 | 1:34.258 | n/a | 13 | |
| 14 | 18 | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:34.988 | 1:34.394 | n/a | 14 | |
| 15 | 30 | レーシングブルズ-ホンダ・RBPT | 1:34.603 | No Time[注 3] | n/a | 15 | |
| 16 | 87 | ハース-フェラーリ | 1:35.159 | n/a | n/a | 16 | |
| 17 | 43 | アルピーヌ-ルノー | 1:35.246 | n/a | n/a | 17 | |
| 18 | 22 | レッドブル-ホンダ・RBPT | 1:35.259 | n/a | n/a | 18 | |
| 19 | 31 | ハース-フェラーリ | 1:36.003 | n/a | n/a | 19 | |
| 107% time(SQ1のトップタイムから107%): 1:39.749 | |||||||
| NC | 5 | キック・ザウバー-フェラーリ | No Time[注 4] | n/a | n/a | 20 1 | |
| 出典: [17][18][19][20] | |||||||
- 追記
スプリント
2025年10月18日 12:00 (特記のない出典:[22])
- レース距離:19周(104.424 km)[23]
- 気温30度、路面温度44度、湿度58%、晴、ドライ
マックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウィンでスプリントを制し、ジョージ・ラッセルが2位、カルロス・サインツが3位となった。
スタート直後のターン1で4番手スタートのニコ・ヒュルケンベルグがフェルナンド・アロンソとオスカー・ピアストリに挟まれる形で接触してアロンソがリタイアに追い込まれ、ピアストリはチームメイトのランド・ノリスと同士討ちして2台ともリタイアする多重事故が発生した。混乱をかいくぐった18番手スタートの角田裕毅は、一時他車のフロントウィングを引きずりつつも一気に7位まで浮上した。このアクシデントによりセーフティカーが導入された。
ライバルのマクラーレン勢が両者リタイアしたことで、逆転で5年連続となるドライバーズタイトルを狙うフェルスタッペンにとっては楽な展開になったが、6周目にセーフティカーが解除されてからはアクシデントにより2位に浮上していたラッセルの猛追を受け、8周目のターン12でラッセルはフェルスタッペンに対して強引にオーバーテイクを仕掛けたが、両者ともコース外に飛び出したため失敗に終わった。以後はフェルスタッペンがラッセルとの差を広げていった。
8位を走行するオリバー・ベアマンは角田を追走するも、ポイント獲得を争うアンドレア・キミ・アントネッリとの接近戦により、ターン12でコース外に出てポジションをキープしたことにより、レース後に10秒のタイムペナルティが科せられ、ポイント獲得を逃した。
16周目のターン1でランス・ストロールがエステバン・オコンに無理なオーバーテイクを仕掛けて両者が接触し、リタイアした。このクラッシュで2回目のセーフティカーが導入され、セーフティカーが先導したままフェルスタッペンがレースを制した。角田は一時ベアマンに接近を許したが7位を守り、レッドブルは2台ともポイントを獲得した。
スプリントの結果
| 順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | 周回数 | タイム/リタイア原因 | Grid | Pts. |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | レッドブル-ホンダ・RBPT | 19 | 37:58.229 | 1 | 8 | |
| 2 | 63 | メルセデス | 19 | +0.395 | 5 | 7 | |
| 3 | 55 | ウィリアムズ-メルセデス | 19 | +0.791 | 7 | 6 | |
| 4 | 44 | フェラーリ | 19 | +1.224 | 8 | 5 | |
| 5 | 16 | フェラーリ | 19 | +1.825 | 10 | 4 | |
| 6 | 23 | ウィリアムズ-メルセデス | 19 | +2.576 | 9 | 3 | |
| 7 | 22 | レッドブル-ホンダ・RBPT | 19 | +2.976 | 18 | 2 | |
| 8 | 12 | メルセデス | 19 | +4.147 | 11 | 1 | |
| 9 | 30 | レーシングブルズ-ホンダ・RBPT | 19 | +4.804 | 15 | ||
| 10 | 10 | アルピーヌ-ルノー | 19 | +5.126 | 13 | ||
| 11 | 5 | キック・ザウバー-フェラーリ | 19 | +5.649 | 20 | ||
| 12 | 6 | レーシングブルズ-ホンダ・RBPT | 19 | +6.228 | 12 | ||
| 13 | 27 | キック・ザウバー-フェラーリ | 19 | +6.624 | 4 | ||
| 14 | 43 | アルピーヌ-ルノー | 19 | +8.006 | 17 | ||
| 15 | 87 | ハース-フェラーリ | 19 | +13.576 1 | 16 | ||
| Ret | 31 | ハース-フェラーリ | 15 | 接触 | 19 | ||
| Ret | 18 | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 15 | 接触 | 14 | ||
| Ret | 4 | マクラーレン-メルセデス | 0 | 接触 | 2 | ||
| Ret | 81 | マクラーレン-メルセデス | 0 | 接触 | 3 | ||
| Ret | 14 | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 0 | 接触 | 6 | ||
| 優勝スピード(勝者フェルスタッペンの平均速度): 165.008 km/h[23] | |||||||
| ファステストラップ: マックス・フェルスタッペン - 1:36.527(7周目)[23] | |||||||
| 出典: [24][23][20][25] | |||||||
- 追記
- ^1 - ベアマンはターン12でコースを外れてアントネッリを妨害してアドバンテージを得たため、10秒のタイムペナルティ(ペナルティ未消化のため、レースタイムに10秒加算)が科せられた[26]。
- ^2 - ストロールはターン1でオコンと接触した件の責任を問われ、レース後に決勝での5グリッド降格ペナルティとペナルティポイント2点(累積7点)が科せられた[27]。
| ドライバー | 周回数 | リードラップ |
|---|---|---|
| マックス・フェルスタッペン | 19周 | 1-19(全周回) |
| 出典: [28] | ||
- 太字は最多ラップリーダー
予選
2025年10月18日 16:00 (特記のない出典:[29])
- 気温35度、路面温度48度、晴、ドライ[30]
マックス・フェルスタッペンが前日のスプリント予選に続いて今季7回目のポールポジションを獲得した。フェルスタッペンは前日の角田裕毅と同様にコースインを遅らせた結果、2度目のアタックに間に合わず、レッドブルは2日連続でミスを起こす失態を犯したが、フェルスタッペンのタイムを超えるドライバーはいなく、2番手のランド・ノリスに0.3秒差と圧倒的な差を付けた。ノリスと僅差でシャルル・ルクレールが3番手に続き、ドライバーズタイトル争いでランキング首位のオスカー・ピアストリは6番手からスタートする。
Q1では最初のアタックを行ったアイザック・ハジャーが単独スピンを喫し、ターン6でクラッシュしてしまいタイムを記録できなかった。ランス・ストロールとアレクサンダー・アルボンはターン15でトラックリミット違反を犯したため18-19番手に沈みQ1で敗退した。
Q2では角田が最初のアタックを行った際にターン11でリアム・ローソンの妨害を受けたと無線で訴えて暫定13番手とタイムを伸ばせず、2回目のアタックでもターン14でピエール・ガスリーの妨害を受けて1回目のタイムを上回れず13番手のままQ2で敗退した。
予選結果
| 順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | レッドブル-ホンダ・RBPT | 1:33.207 | 1:32.701 | 1:32.510 | 1 | |
| 2 | 4 | マクラーレン-メルセデス | 1:33.843 | 1:32.876 | 1:32.801 | 2 | |
| 3 | 16 | フェラーリ | 1:33.525 | 1:32.869 | 1:32.807 | 3 | |
| 4 | 63 | メルセデス | 1:33.311 | 1:33.058 | 1:32.826 | 4 | |
| 5 | 44 | フェラーリ | 1:33.685 | 1:32.914 | 1:32.912 | 5 | |
| 6 | 81 | マクラーレン-メルセデス | 1:33.746 | 1:33.228 | 1:33.084 | 6 | |
| 7 | 12 | メルセデス | 1:33.501 | 1:33.044 | 1:33.114 | 7 | |
| 8 | 87 | ハース-フェラーリ | 1:33.921 | 1:33.238 | 1:33.139 | 8 | |
| 9 | 55 | ウィリアムズ-メルセデス | 1:33.739 | 1:33.124 | 1:33.150 | 9 | |
| 10 | 14 | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:33.741 | 1:33.237 | 1:33.160 | 10 | |
| 11 | 27 | キック・ザウバー-フェラーリ | 1:33.551 | 1:33.334 | n/a | 11 | |
| 12 | 30 | レーシングブルズ-ホンダ・RBPT | 1:33.549 | 1:33.360 | n/a | 12 | |
| 13 | 22 | レッドブル-ホンダ・RBPT | 1:33.935 | 1:33.466 | n/a | 13 | |
| 14 | 10 | アルピーヌ-ルノー | 1:33.599 | 1:33.651 | n/a | 14 | |
| 15 | 43 | アルピーヌ-ルノー | 1:34.039 | 1:34.044 | n/a | 15 | |
| 16 | 5 | キック・ザウバー-フェラーリ | 1:34.125 | n/a | n/a | 16 | |
| 17 | 31 | ハース-フェラーリ | 1:34.136 | n/a | n/a | 17 | |
| 18 | 18 | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:34.540 | n/a | n/a | 19 1 | |
| 19 | 23 | ウィリアムズ-メルセデス | 1:34.690 | n/a | n/a | 18 | |
| 107% time(Q1のトップタイムから107%): 1:36.048[31] | |||||||
| NC | 6 | レーシングブルズ-ホンダ・RBPT | No Time[注 5] | n/a | n/a | 20 2 | |
| 出典: [32][31][33][34] | |||||||
- 追記
決勝
2025年10月19日 14:00 (特記のない出典:[36])
- 気温28度、路面温度45度、湿度23%、晴、ドライ
マックス・フェルスタッペンがスプリントに続いてポール・トゥ・ウィンを飾り、今季5勝目を挙げた。ランド・ノリスが2位、シャルル・ルクレールが3位となった。
フェルスタッペンは一度も首位の座を譲らず、レースを通じて主導権を握った。スタート直後のターン1でルクレールがノリスを抜いて2番手に浮上し、両者の激しいバトルが2度繰り広げられたが、いずれもノリスがルクレールを抜いて2位を守り、フェルスタッペンとのポイント差の縮小を最小限に抑えた。ドライバーズタイトル争いは、ランキング首位のオスカー・ピアストリが5位に終わったことで、ピアストリと2位のノリスとの差は14点差、3位のフェルスタッペンとの差は40点差にそれぞれ縮まった[37]。
カルロス・サインツは6周目のターン15でアンドレア・キミ・アントネッリにオーバーテイクを仕掛けるも接触してしまい、サインツはマシンにダメージを受けて直後にリタイアした。アントネッリは軽微な損傷で済んだものの13位でレースを終えた。このアクシデントについてはレース後の審議となり、サインツに接触の責任があるとスチュワードに判断され、次戦メキシコシティGPで5グリッド降格ペナルティが科されることになった[38]。
角田裕毅は7番手まで順位を上げていた35周目にオリバー・ベアマンに迫られ、ターン15でベアマンが角田に強引なオーバーテイクを仕掛けてあわや接触になりかねない状況になるところだったが、ベアマンが回避行動のためスピンしたことで角田は7番手を守りきり、そのまま7位入賞を果たした。レッドブル勢はスプリント、決勝ともにダブルポイントを獲得した。
コンストラクターズの2位争いは3チームともに順位の変化はなかったが、2位のメルセデスは8点の加点にとどまり341点、3位のフェラーリは27点を加点し334点でメルセデスに7点差まで迫り、4位のレッドブルはフェルスタッペンがスプリントと決勝の両セッションで優勝し、角田も両セッションでポイントを獲得したことにより31点を加点して331点までポイントを伸ばし、メルセデスに10点差、フェラーリに3点差までそれぞれ迫り、混戦の度合いがさらに増した[39]。
レース結果
| 順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | 周回数 | タイム/リタイア原因 | Grid | Pts. |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | レッドブル-ホンダ・RBPT | 56 | 1:34:00.161 | 1 | 25 | |
| 2 | 4 | マクラーレン-メルセデス | 56 | +7.959 | 2 | 18 | |
| 3 | 16 | フェラーリ | 56 | +15.373 | 3 | 15 | |
| 4 | 44 | フェラーリ | 56 | +28.536 | 5 | 12 | |
| 5 | 81 | マクラーレン-メルセデス | 56 | +29.678 | 6 | 10 | |
| 6 | 63 | メルセデス | 56 | +33.456 | 4 | 8 | |
| 7 | 22 | レッドブル-ホンダ・RBPT | 56 | +52.714 | 13 | 6 | |
| 8 | 27 | キック・ザウバー-フェラーリ | 56 | +57.249 | 11 | 4 | |
| 9 | 87 | ハース-フェラーリ | 56 | +1:04.722 | 8 | 2 | |
| 10 | 14 | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 56 | +1:10.001 | 10 | 1 | |
| 11 | 30 | レーシングブルズ-ホンダ・RBPT | 56 | +1:13.209 | 12 | ||
| 12 | 18 | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 56 | +1:14.778 | 19 | ||
| 13 | 12 | メルセデス | 56 | +1:15.746 | 7 | ||
| 14 | 23 | ウィリアムズ-メルセデス | 56 | +1:20.000 | 18 | ||
| 15 | 31 | ハース-フェラーリ | 56 | +1:23.043 | 17 | ||
| 16 | 6 | レーシングブルズ-ホンダ・RBPT | 56 | +1:32.807 | 20 | ||
| 17 | 43 | アルピーヌ-ルノー | 55 | +1 Lap | 15 | ||
| 18 | 5 | キック・ザウバー-フェラーリ | 55 | +1 Lap | 16 | ||
| 19 | 10 | アルピーヌ-ルノー | 55 | +1 Lap | 14 | ||
| Ret | 55 | ウィリアムズ-メルセデス | 5 | 接触 | 9 | ||
| 優勝スピード(勝者フェルスタッペンの平均速度): 196.848 km/h[40] | |||||||
| ファステストラップ: アンドレア・キミ・アントネッリ - 1:37.577(33周目)[41][40] | |||||||
| 出典: [42][40][43][33][34] | |||||||
- 追記
| ドライバー | 周回数 | リードラップ |
|---|---|---|
| マックス・フェルスタッペン | 56周 | 1-56(全周回) |
| 出典: [45] | ||
- 太字は最多ラップリーダー